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「年末にかけて株価上昇」との予測は疑え [経済を眺める楽しみ]

毎年、新年早々の日本経済新聞に、有力企業のトップが一年間の株価を占う企画が掲載される。
もともと当たるも八卦の世界だが、例年の傾向として、年末に高値をつけるという予想が並ぶ。
景気がいいときも悪いときも、いつも決まってそうなのだ。

まあ、気持ちはわかる。
私が予想する立場だとしても、高値をつける時期は、なるべく先にしたくなる。その方が希望が持てるし、年末に高値をつけるのなら、いつ買っても損をしない。

しかし、実際の株価はそんな具合には動いてくれない。
それは、これまでのチャートを見れば一目瞭然である。
だから、上がり始めたら、どこが天井なのかよく見極めなければいけない。年末にかけてさらに上昇する、などと根拠のない期待にすがってはいけない。

幸い、新年最初の相場は、かなりの上昇で始まった。
できれば、年間を通じて、2割くらい上がってほしいものではある。
ただ、全セクターが上がるという状況にはならないだろう。
また、好調なセクターのなかでも、勝ち負けが分かれるだろう。
長期的な見方に立ち、いい会社をきちんと見極めていこう。
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