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サッカーボーイが好きだった [ヨモヤ]

シンボリルドルフ、スティーブ・ジョブズと追悼ブログが続いたが、サッカーボーイが死んだとなれば、これについても書かないわけにはいかない。

スポーツ紙ではそれなりに取り上げられたが、サッカーボーイの知名度は一般的にはそれほど高くないだろう。
ルドルフやオグリキャップ、ディープインパクトなどと比べると、競馬ファンだけのアイドルという感じか。
しかし、まさに「記憶に残る」タイプの馬だったと思う。

サッカーボーイの世代は、いわゆる最強世代。
オグリのほか、スーパークリーク、ヤエノムテキなど、そうそうたるメンバーが揃っていた。
そのなかでサッカーボーイは、強さというより個性で人気だった。

サッカーボーイは、11戦6勝という戦績以上に、レース振りにインパクトがあった。
勝つレースは、どこまでも豪快だった。
2勝したG1の阪神三歳Sとマイルチャンピオンシップは、いずれもぶっちぎり。
一方、一番人気でのぞんだダービーで15着になるといったもろさも同居していた。

また、栗毛の馬体が美しく、見ているだけで楽しい気持ちになれる馬でもあった。

タマモクロス、オグリキャップ、スーパークリークと一緒に走った1988年の有馬記念は、競馬ファンにとっての大切な思い出である。
直線弾けるサッカーボーイは、本当にスカッとさせてくれた。
http://www.youtube.com/watch?v=YaC2f5xY7HU&feature=related

名馬、というより、好青年、といった馬だった。
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