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錦織を見ていられる幸せ [ヨモヤ]

錦織のウィンブルドンは、ベスト8で幕を閉じた。
全豪でジョコビッチ、全仏でナダル、ウィンブルドンではフェデラーと、
それぞれが最も得意とするコートで、準々決勝で当たってしまう。
しかし、ベスト8のその先を目指すなら、避けられない壁である。
不運というより、相手の力が上回っていたということだろう。
組み合わせ云々より、
フェデラー、ナダル、ジョコビッチという、
テニスの歴史に残る3人と常に打ち合わなければならない時代にプレーしている、
ということが重い。

それでも、怪物しか棲んでいない男子プロテニスの世界で、
日本人選手がランキングトップ10を維持し、
「勝つかも?」
と思いながら史上最強クラスの選手との打ち合いを眺められるのは、
実に幸せなことである。
錦織が現れる以前は、想像もつかなかった。

もちろん、さすがに全盛期は過ぎたと思えるビッグ3に、
ここらでしっかり引導を渡してもらいたい気はする。
それをさせない3人の力は、本当に絶大であるが、いつまでも越せない歯がゆさはある。
それでも、それを歯がゆいと感じることができる幸せも改めて感じる。

錦織に続く選手は出てくるのだろうか?
また、何十年も待たなければならないのだろうか?
そうならないことを祈りつつ、
今は錦織の姿を焼き付けよう。

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