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筒香、秋山の幸先のいいメジャーデビューに拍手 [ヨモヤ]

ようやくアメリカのメジャーリーグが開幕した。
3月開幕予定だったから、およそ4か月遅れということになる。
遅れた理由はもちろんコロナだが、オーナー側と選手会が金銭面で折り合わなかった点も大きい。
なんとか開幕にこぎつけて、さらなるファン離れはギリギリ防いだ格好だが、
60試合でシーズンと呼べるのかどうか。

今年がメジャー最初のシーズンとなる筒香と秋山も
まさかこんなことになるだろうとは思ってもいなかっただろう、
なにはともあれ、二人にとっても待ちに待った開幕となった。

秋山は相手投手が左ピッチャーということもあってベンチスタートだったが、
代打で出ていきなり初ヒット初打点。
筒香は3番で先発し、左ピッチャーから肩口に死球を受けた次の打席で初ホームラン。
二人とも、いいスタートになった。

このところ日本人野手の成功例が出ていないなか、
筒香と秋山の挑戦は意義があるものだと思う。
二人とも日本にいれば一流の座が確約されていたが、
アメリカに行けば試合に出られるかどうかさえ不確かになる存在だった。
筒香は長距離砲としてやれるかどうか疑問がある上に守備に不安があり、
秋山は守備力や走力は十分だが、パワーの面で心配された。
イチローや松井のように日本ではやり切った感があったり、
松坂や大谷のようにメジャーからラブコールを送られたわけでもない。
自分の意志で、あえてリスクを冒して高みを目指した。
頑張れ、と声援を送りたい。

優秀な選手がメジャーに流出し続けると、日本の野球のレベルが下がり、試合も面白くなくなる、
という人が少なからずいる。
もちろん、一流選手がいなくなるのは寂しいが、抜けた分、そのままレベルが下がるわけでもない。
筒香はDeNAの大黒柱だったが、今年は新4番の佐野がその穴をしっかり埋めている。
西武の秋山の穴は、現状埋め切れていないが、高卒4年目の鈴木将平が一番に定着しつつある。
誰かが出てくるものなのだ。

普段の年なら、ほとんど休みなしで160試合もの試合をこなし、移動の負担も大きいのだが、
今年は試合数も少ないし、移動も短め。
スタミナの心配をそれほどせず、まっすぐ走り切れそうだ。
筒香、秋山の奮戦を期待しよう。

大谷の二刀流、ダルビッシュの完全復活、マー君悲願のワールドチャンピオンなど、
その他の見どころも多い。
野球がある日常を思い切り楽しもう。

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