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日経平均30,000円割れ ~それ見たことかと思うか、買い場と見るか~ [経済を眺める楽しみ]

24日の日経平均は大幅に下落。
終値は484円安の29,671円となり、30,000円の大台を大幅に割り込んだ。
アメリカ市場でナスダックが下げたことを踏まえ、ハイテク株に売りが入ったようだ

先日、日経平均が30年ぶりに30,000円を超えたことがニュースになった。
大きく取り上げられたので、普段株にあまり関心がない方もご覧になったのではないだろうか。
そして多くの方が、
「実体経済とかけ離れている」
「実感がわかない」
と感じられたことと思う。
そして、
「今の株価上昇はバブル的なものであり、いずれ大きく値下がりする可能性がある」
という、「経済評論家」の方々によるいつものコメントも見られた。

30,000円が抵抗線にならず、一気に大きく割り込んだことで、いろいろと思う方もおられるだろう。
一方は、
「それ見たことか、やっぱりバブルだった」
というものだろうし、もう一方は、
「急速に上昇したので、多少の調整は当然ある。いい買い場が来た」
というものだろう。

どちらが正しいのか、これは誰にもわからない。
明日も明後日も下がるかもしれないし、
すぐに反発して30,000円を回復するかもしれない。

ただ戒めたいのは、
・短期の上げ下げに一喜一憂しない
・ポジションにこだわった見方をしない
ということである。

一点目は、相場を見る基本である。
短期で見てはいけない。
一昨日上げたけれど、昨日も下げた今日も下げた、さてどうしよう、
と右往左往していては体がもたない。
一日二日の相場変動で騒いでいては、全体を見誤る。
長期の値動きを見て、大きな流れをとらえるようにしたい。

二点目のポジションへのこだわりも戒めたいところである。
ここでいうポジションは、実際に株を持っている持っていないに関わらない。
例えば、株は下がる、と考えて、いろいろなところで言っているとすると、それがポジションになる。
そこにこだわってしまうと、下がったときにはやっぱりだと留飲を下げ、上がったときにはこんなはずはない、と思い込もうとしてしまう。
相場はできる限り虚心坦懐に見ないと間違えてしまう。

風向きが大きく変わったのか、
一休みしただけなのか。
しっかり見ていこう。

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