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知っておきたい海外のロックダウンの効果 [ヨモヤ]

どうやら、3回目の緊急事態宣言となりそうである。
賛否あるだろうが、「仕方がない」と割り切るしかない。
ただし日本百貨店協会が、
緊急事態宣言が発出されても百貨店に休業要請をしないよう、
東京都と大阪府に要望書を提出されたように、
意見を出すのは悪いことではないと思う。
後からぶつぶつ言うより、きちんと伝えるべきは伝えた方がいい。
もちろん、しっかりとした実績を踏まえてのものでないと意味はないが。

緊急事態宣言や各種の休業要請が出されると、街の声として必ず聴かれるのが、
「遅すぎる」
「後手後手」
という意見である。
急にマイクを向けられて、ほかに言うことがなくて、ではあろうが、
感染が広がる前に手を打つ、というのは現実的には難しいことであろう。

気になるのは、いまだに以下のような声が伝えられることである。
それは、
「海外のように、ロックダウンといった強い措置で一気に抑え込むべき」
というものである。

日本の現行の法律上では海外並みのロックダウンはできない、ということはさておき、
よその国はロックダウンで感染を抑え込めているだろうか。
答えはノーである。
ヨーロッパはもちろん、アメリカでも、日本よりはるかに厳しい外出制限をしてきた。
レストランが営業できないのは当然のこととして、
映画館や劇場は全面封鎖、
学校にも通わせない、
といった対策を取った国がいくつもある。
しかし、その結果はご存知のとおりである。
日本よりはるかに厳しい措置を取った国々が、
日本よりはるかに多い感染者を出している。

ワクチンが遅れてしまったことは実に残念だが、
それを除けば、少なくとも感染拡大については、日本は先進国をリードしてきた。
その点は理解し、胸を張り、
あとしばらく、踏ん張ろう。
日本流のやり方で、踏ん張ろう。
そうするしかない。

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