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映画評 「マイ・ダディ」 [映画評]

TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2016で準グランプリに輝いた企画を映画化したもの。
先日観た「先生、私の隣に座っていただけませんか?」という映画は、
TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2018 で準グランプリを獲得した作品らしいから、
ほぼ同じ時期に同様の背景を持った作品が公開されたことになる。
奈緒さんが主要キャストとして出演されているのも共通であるが、偶然なのだろうか。

主人公は、妻に先立たれ、男手一つで娘を育ててきた牧師。
娘に重病が発覚し、それをきっかけに妻の過去への疑念も湧き上がり・・・
という展開。
泣かせる流れの話なのだが、
娘の病気の内容やラストに向けての流れは、失礼ながらよくある展開。
主役が日本人の牧師というのが目新しいと言えば言えるかもしれないが、
もう少し何かないと・・・。

牧師役にムロツヨシさん。
ギャグ要素はまるでなく、最初から最後までシリアス路線である。
亡くなった妻に奈緒さん。
この2週間ほどの間に、奈緒さんの出演作を3本観たことになる。
小栗旬さんがちょい役で出演。

同じTSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM発の作品でも、
「先生、私の隣に座っていただけませんか?」は設定やらオチやらがいろいろ凝っていたのだが、
本作はド直球。
展開も役者さんのセリフも既視感に包まれる。
「先生、」は凝り過ぎで伝わらないし、
本作はど真ん中過ぎてイマイチ盛り上がれない。

「マイ・ダディ」は、いい話系。
いい話なのだが、グッとくるまでには至らず。
映画って、やっぱり難しい。

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