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株価続伸 要因分析はいつもどおり「はて?」 [経済を眺める楽しみ]

15日の日経平均株価は大幅続伸。
前日比517.70円高の29,068.63円で引けた。
終値で29,000円台に乗せるのは9月30日以来のことになる。

株価が上昇した要因として各社が分析しているのは、
・アメリカのインフレ懸念の鈍化
・アジアの株高
・円安が輸出関連株に追い風
といったところである。

そんなところかな、と思いつつ、
ほんの一週間ほど前に、日本株が下がっている要因として挙げられていたものを思い出してみる。
それらは、
・円安
・原油高
・岸田内閣への失望
・中国不動産大手、中国恒大集団の経営不安
などだった。
こうしたなか、他国の株価が上がっても日本の株価は上がらないとされていた。

ここ数日、株価は力強く上昇したが、
株安の原因とされた要因がなくなったわけではない。
むしろ、深刻化しているものもある。

どうしても、株価の上げ下げの要因分析は、後付けで云々されることが多い。
投資家はそれを参考にはしても、鵜呑みにしないようにする必要がある。
そうしないと振り回される。
特に、リスクを取っていない人の言葉は、思い切り割引いて聞くべきだろう。

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