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映画評 「劇場版 抱かれたい男1位に脅されています。 スペイン編」 [映画評]

2時間くらい時間が空き、なにをしようか考えた。
あまり来たことがない街だったので、ぶらぶら街歩きをするという選択肢もあったのだが、
空模様が今一つでそういう気分になれず。
そんなとき、この映画の上映時間がぴったりはまることに気づいた。
そこでふらふらと。

BL系ということくらいしか事前知識がないままに鑑賞。
劇場内は、若い女性客が中心であった。

本作は、ファンが観るためのものなのだろう。
門外漢が、「映画として」観ようとすると、深いため息をつくことになる。
それなりの予算をかけて製作し、
お金を払って来てくれるお客さんに、
大きなスクリーンで観てもらう、
となれば、それなりのものにしてはどうかと思うのだが、
まあ、外野がとやかく言うのは野暮なことなのだろう。

初見でもすぐに理解できるわかりやすいストーリーだが、
そのわかりやすさがいい方向に作用しているとは思えない。
あそこがどう、ここがこうと突っ込みたくなるというより、
「はにゃ~」と脱力する感じ。
「映画として」観てしまうと。
この作品のいいところを挙げろ、と問われても、
私にはその難し過ぎる課題に答える自信がない。

上映時間は、78分と短い。
空いた時間にふらりと観られた理由であるが、
実際観てみて、短くて本当に助かった。

ファンのための映画であるということはわかる。
だが
「それにしても」
と思ってしまう。
でもまあ、ファンの皆さんが喜んでおられるのならそれでいいのだろう。
もったいないなあ、と外野の私は思うけれど。

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