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2022年 日本株は上に行けるか ~ 経営者が占う株価で思う ~ [経済を眺める楽しみ]

日本経済新聞元旦号の恒例企画
「経営者が占う20××年 株価・景気」。
今年も、信越化学工業の金川会長やユニ・チャームの高原社長など、そうそうたる面々が株価や景気を予想されている。

ちなみに、これまでの日経平均株価予想についての経営者の予想平均値と結果を振り返ると、
2016年の予想は、高値22,300円 安値18,000円、
実際には、高値19,600円、安値14,800円、
2017年の予想は、高値21,750円、安値17,500円、
実際には、高値23,400円、安値18,200円、
2018年の予想は、高値25,440円、安値21,200円、
実際には、高値24,448円、安値18,948円、
2019年の予想は、高値23,925円、安値19,110円、
実際には、高値24,091円、安値19,241円、
2020年の予想は、高値25,450円、安値21,625円、
実際には、高値27,602円、安値16,358円だった。

こうして見ると、2019年以外はかなり外れている。

去年2021年の予想はというと、高値28,900円、安値23,875円、
実際には、高値30,795円、安値26,954円。
高値も安値も下を見過ぎていたことがわかる。

さて、2022年はどうだろう。
経営者の予想を平均すると、
高値32,850円、
安値27,175円
という結果になった。
さらに、35,000円というラインを見ている方も二人おられる。
2021年の終値は28,791円だったから、
下はあまり見ず、
上に行くことが予想されていることになる。

コロナ禍にもかかわらず、世界の株価は力強く上昇した。
日本株はかなり置いていかれた感じになっている。
経営者の皆さんが予想するように、今年はその分を取り戻せるだろうか。
正直なところ、あまり強気になれる要素は無いような気もするが、
株は気分にも大きく影響される。
北京オリンピック・パラリンピックで日本チームが大活躍すれば気分も明るくなるだろうし、
参議院選挙に向けて日本が変わることがわかりやすく示されたりすれば、
投資家のマインドが一気に前向きになる可能性もある。

株価が上がろうが下がろうが関係ない、と思う方もおられるだろうが、
株価が上昇することは日本経済にとってとてもいいことである。
着実な前進がみられる一年になりますように。

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