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どう割り引いてもとてつもない記録 “2ケタ勝利&2ケタ本塁打” [ヨモヤ]

エンゼルス・大谷が、メジャー5年目で初の10勝をマーク。
これで「10勝&25本塁打」となり、
1918年に“野球の神様”ベーブ・ルースが成し遂げて以来、
104年ぶりとなる“2ケタ勝利&2ケタ本塁打”を達成した。

偉業と騒ぐまわりの声に対し大谷は、
「単純に2つやっている人がいなかっただけかなと思うので。
もしかしたら普通の数字かもしれないですし」
と、クールにコメントしている。

いやいやいやいやいや。
2つやっている人がいなかったのではなく、
2つはできないのである。
投手と打者では求められるものが違うし、
必要とされる能力も違う。
それに、連戦が続くメジャーでは打者専門の選手でも定期的に休みを取る。
両方やるなんて、できっこない。

10勝、10本塁打というのも、決してそれぞれが低いハードルではない。

2ケタ勝とうと思うとほぼほぼ一年間ローテーションを守る必要があるが、
その段階で容易くない。
そのうえで10勝するのは大変である。
高校の先輩の菊池雄星はもちろん投手専業だが、まだ一度も2ケタ勝ったことがない。
ダルビッシュでさえ、去年までのメジャー9年で79勝しか上げていない。

本塁打の10本も簡単ではない。
日本でホームラン王を獲得した筒香でさえ過去3年間で最高でも8本である。
西武時代コンスタントに20本以上打っていた秋山に至っては結局1本も打てなかった。

大谷と同時代にいることに感謝しよう。
大谷が日本人であることに興奮しよう。
いやはや、とてつもないことを毎日やっている。

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