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日本経済は相対的には意外と明るい [経済を眺める楽しみ]

物価高
円安
財政赤字
などなど、悪い面ばかりが伝えられる日本経済。
そんな話しか聞かされていないからそんな気になってしまうが、
今は世界各国が苦しい時期。
日本経済は、相対的には意外と暗くない。

株価を見ると、日本株も下がっている。
しかし、年初からの下がり幅は、
アメリカよりも、
中国よりも、
ドイツよりも緩やか。

なぜ株価が持ちこたえているか。
円安の要因もあるだろうが、日本の景気が相対的に悪くないと見られているのも一因ではないか。
OECDの見通しによれば、2023年の成長率見通しは、
アメリカ0.5%、
ユーロ圏0.3%
に減速するのに対し、
日本は1.4%と見込まれている。
日本の成長率が欧米を上回ると予想されているのである。

投資先としての日本はどうか。

円安が進んでいるのをみて、ひろゆきさんは
「労働人口は毎年減っていきますが介護職員は5万人づつ増えていくそうです。
そんな国に投資したい?」
とつぶやかれたそうだ。
円が売られるのも当然で、
海外勢が日本に投資する意欲はわかないだろう、
という意味であろう。

実際海外からどう思われているか気になるが、
経営コンサルティング会社A.T. カーニーの海外直接投資信頼度指数によれば、
日本は世界で第4位に位置付けられている。
投資先として十分魅力があると見られているようだ。(1位はアメリカ)

こうして日本が評価されている情報を集めると、
そういうところに逃げ込んでいる、とか言われたりするらしい(なんでだ?)。
現実から逃げていると言われたりもする(なんでだ?)。
しかし、事実は事実。
世界経済が苦境に陥っていくなかにあって、日本経済が相対的には評価されているのが今の局面である。

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