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日経平均 次のターゲットはダウ [経済を眺める楽しみ]

5月26日の東京株式市場で日経平均株価は続伸。
前日比115円18銭高の30,916円で取引を終えた。

ここのところグイグイ上値を追っていく日経平均と比べ、
ダウは伸び悩んでいる。
直近32,700ドル近辺であり、
今年の初値の33,000ドルを下回っている。
この間、日経平均は25,000円から31,000円に駆け上がっているので、
その差は歴然である。

日経平均とダウ平均。
日経は円表示であり、ダウ平均はドル表示。
比べるものではない。
しかし、これだけ近づいてくると抜きたくなってしまうのもまた人情。

直近では日経のパフォーマンスが良好だが、
長期的に見ると両者の差は歴然。
ダウの方が圧倒的に上回っている。

日経平均が最高値を付けたのは1989年。
大納会が開かれる12月29日のザラ場に38,957円を付けた。
ちなみにこの頃のダウ平均は2,700ドル近辺。
つまり、絶対値で、日経平均の10分の1以下だったのだ。

その後の日経とダウの10年刻みの推移は次のとおり。
1989年をピークに急落した日経と、
紆余曲折はありながらもとめどもなく騰がるダウのコントラストが激しい。

日経
1989年 38,915円
1999年 18,934円
2009年 10,546円
2019年 23,656円

ダウ
1989年 2,753ドル
1999年 11,497ドル
2009年 10,428ドル
2019年 28,538ドル

一度は大きく開いた両者の差が、ここのところの日経の急騰で再び迫って来た。
30,000円を突破し、31,000円も超えた日経平均の次のターゲットはダウ。
勝手にそう見定めている。

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