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「THE SECOND」 お願いですから採点方法を変えてください [ヨモヤ]

第2回目となる結成16年以上の漫才師たちを対象にした賞レース「THE SECOND」。
去年の第1回は成功だったという評価もあるのだが、
個人的には、金属バットと決勝のギャロップのネタ以外は楽しめなかった。
決勝戦のギャロップのネタがこけていたら、散々な大会になっていたと思う。

去年の大会で興醒めだったのは採点方法。
序盤でマシンガンズと金属バットが対戦し、金属バットが負けてしまい、
大会への関心のほとんどが消えてなくなってしまったのだが、
それは贔屓のコンビが負けたからではなく、採点に納得できなかったから。
会場にいる一般審査員100人が審査をするのだが、
え、なぜこの人たちが審査をするのだろう。
採点結果には首を傾げさせられることの連続で、第2回目はどうか採点方法が変わりますようにと祈った。
しかし、それはかなわず、今年も同じ方式。
M-1がこの方式だったら、今のような国民的イベントにはならなかっただろう。
だって、納得感がないし、興も醒める。
採点方法が変わらない以上、大会への期待度も下がる。

第1試合は、ハンジロウ 対 金属バット。
金属バットの順当勝ちだったが、ハンジロウも悪くなかった。

第2試合は、ラフ次元 対 ガクテンソク。
ここもガクテンソクが予想どおりに突破。

とにかく残念だったのは第3試合。
ななまがりのネタは今日の中では断然の面白さで、対するタモンズはそれなり。
てっきりななまがりが大差で勝つものかと思いきや、タモンズが1点差で勝利。
はあ・・・・。
だから、この採点方法は。

第4試合は、タイムマシーン3号 対 ザ・パンチ。
ザ・パンチは以前より面白くなって帰ってきたとの噂だったが、期待どおりとはいかず。
しかしタイムマシーンもいつもほどは面白くなく、ザ・パンチの勝利。

準決勝第1試合は、ガクテンソク 対 金属バット。
どう見ても事実上の決勝戦。
ガクテンソクのネタはしっかり面白く、金属バットも1本目以上。
どちらが勝ってもいいように思えるなかガクテンソクが勝利。
この結果に不満はないが、金属推しの私は消沈。

準決勝第2試合は、ザ・パンチ 対 タモンズ。
金属が消えたあとのこの2組の対戦にはどうにもこうにも興味が持てなかった。
ザ・パンチが勝ったが、なんとも。

決勝は、ガクテンソク 対 ザ・パンチ。
去年のギャロップのようなすべてを吹き飛ばすネタを期待したが、そんな奇跡が2年続けて起きるはずもなく。
この顔合わせでは、そりゃガクテンソクが勝つ。

2年目の「THE SECOND」。
去年よりも面白かったかと言えば、正直そうでもなかった。
声を出して笑えたのは、ななまがりくらい。
6分のネタ時間はちょっと長い。
そして、なんと言っても採点方法。
客席採点が続く限り、力が抜けてしまうような結果が繰り返し出るだろう。
是非来年こそは見直してほしい。
是非とも。

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