日本映画 人間賛歌から逃げないで [映画評]
今年の、なのか、今年も、なのか、
日本映画は不作。
もう9月になろうとしているのに、心に残った作品が、
ほんの数えるほどしかない。
いい映画を作るのは大変だし、本当に難しいことだから、
名作、傑作の類がなかなか生まれないのは仕方がない。
けれど、スカした挙句外している作品が多いのは悲しい。
わざわざ魅力のない主人公を置き、
狭い狭い範囲の、
何も起こらない物語を描き、
入口も出口もなく、
どこにも連れて行ってくれない。
こういうのカッコいいでしょ、
と思っておられるのだろうか。
わかる人にだけわかってもらえばいい、
こういうのが自分たちのリアル、
ということなのだろうか。
仲間内で見せている分にはそれでもいいのだろうけれど、
お金を取って大スクリーンで、
小さな小さな、
自分の殻に閉じこもった世界を見せられても。
人間賛歌が観たい。
単純に感動できるハッピーエンドが観たい。
そこから逃げないでほしい。
真正面からてらいもなく人間賛歌を描き切る。
それは簡単なことではない。
日本映画はそこから逃げず、やり遂げてほしい。
日本映画は不作。
もう9月になろうとしているのに、心に残った作品が、
ほんの数えるほどしかない。
いい映画を作るのは大変だし、本当に難しいことだから、
名作、傑作の類がなかなか生まれないのは仕方がない。
けれど、スカした挙句外している作品が多いのは悲しい。
わざわざ魅力のない主人公を置き、
狭い狭い範囲の、
何も起こらない物語を描き、
入口も出口もなく、
どこにも連れて行ってくれない。
こういうのカッコいいでしょ、
と思っておられるのだろうか。
わかる人にだけわかってもらえばいい、
こういうのが自分たちのリアル、
ということなのだろうか。
仲間内で見せている分にはそれでもいいのだろうけれど、
お金を取って大スクリーンで、
小さな小さな、
自分の殻に閉じこもった世界を見せられても。
人間賛歌が観たい。
単純に感動できるハッピーエンドが観たい。
そこから逃げないでほしい。
真正面からてらいもなく人間賛歌を描き切る。
それは簡単なことではない。
日本映画はそこから逃げず、やり遂げてほしい。
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