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映画評 「ある男」 [映画評]

「蜜蜂と遠雷」の石川慶監督作品。
石川監督の前作「Arc アーク」はちょっと困った作品だったが
本作は丁寧な作り。
また評価を上げられたと思う。

亡くなった夫が、聞いていた素性の人間ではなく、
一体どこの誰だったのかわからなくなるというお話。
安藤サクラさん演じる未亡人が主役かと思いきや、
窪田正孝さん演じる夫の素性を探る弁護士である妻夫木聡さんが主人公。

3人の演技は素晴らしく、
演出も手堅い。
映像もしっかり撮られている。
のだが、どこかしっくりこない。

戸籍を偽ってのなりすましと言えば、宮部みゆきさんの「火車」を思い出すが、
そこまでの深さ、切迫感は伝わってこない。
犯罪者との面会でヒントを得ると言えば、「羊たちの沈黙」や今年公開された「死刑に至る病」を思い出すが、
そこまであざやかではない。
犯罪者の息子の苦悩と言えば、昔からテレビドラマなどでも取り上げられたテーマだが、
今作に新たななにかが提示されたわけではない。
ほかにもあれやこれや放り込まれてくるのだが、
なにやらアラカルト的に陳列されている感じである。

ので、
いい映画だなと思いつつ、
胸に刺さるまでには至らない。

主人公の弁護士役の妻夫木聡さんは、相変わらずのイケメンぶりであり、
演技もさえている。
未亡人役の安藤サクラさんは、ときにドキッとするような表情をみせる。
これでは美人女優さんだ。
謎の多い男性役の窪田正孝さんも陰影を効かせた効かせた演技で見せる。

脇役陣が豪華な映画でもあって、
仲野太賀さん、真木よう子さん、柄本明さん、清野菜名さん、眞島秀和さんらの姿が見える。
吉本の小籔千豊さんも、結構重要な役で出演。
いい映画に次々と出られている注目の若手女優である河合優実さんも、スクリーンに映る時間は短いものの、いつもながらに印象的な演技を披露されている。

「ある男」は、悪くない映画。
役者陣はいい仕事をしているし、演出もしっかり。
しかし、刺さらなかった。

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白鵬後の荒涼たる光景 [ヨモヤ]

白鵬の長い長い全盛期の間、
場所前からほぼほぼ優勝は決まっていて、
15日間消化試合を見せられているような気分だった。
しかし白鵬を中心に回る場所には、それなりの緊張感があった。
と、今ならわかる。

白鵬引退後、大相撲界は混とんとしている。
今年の6場所はすべて違う力士が優勝し、
さらにここ3場所はすべて平幕力士が賜杯を手にしている。
混戦と言えば聞こえはいいが、
横綱大関がまるでしっかりしていないなかでの
低いレベルでの争いになっているようにも思う。

27日に千秋楽を迎えた九州場所は、照ノ富士の休場により横綱不在の場所となった。
そのうえ二人の大関のうちの一人である正代は負け越し、
大関陥落となってしまった。

これにより、来場所は1横綱1大関となる。
これは1898年1月以来、
実に125年ぶりのことであるという。

だらしない大関ならいない方がいいと思うから、
一人になってしまったことが残念とは感じない。
ただ、来場所もなんとなくしまりのない取組が続くのかと思うと、
ちょっと寂しくなるだけである。

今、期待されているのは王鵬であろう。
大鵬の孫(貴闘力の子)というサラブレッドであり、
面構えもなかなかである。
大鵬の孫である王鵬と朝青龍の甥である豊昇龍が切磋琢磨して強くなっていけば盛り上がっていくだろう。
しかし、こうした期待の力士が伸び悩み続けたのがこの数十年の大相撲界でもある。
一番最近ワクワクする取組を見たのはいつだろう。

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映画評 「母性」 [映画評]

いい映画、強烈な映画は、観終わった後、なかなか映画評が書けない。
受け取った重さを跳ね返す気持ちで書かないとならないので、
整理する時間が必要だからである。
最近では、2週間以上前に観た「すずめの戸締り」について、いまだに映画評を書けずにいる。

一方、「なんじゃ?」という作品の映画評はするする書ける。
もらったものがほとんどないから、応えるのも楽。
本作も、てきぱき映画評が書ける。
まあ、書くこともないのだが。

割りと序盤に、
「あ、真面目に観るような映画じゃないんだ」
とわかる。
わかってからは、感情移入せず、真に受けないように気を付けた。
早く終わってほしいと願う気持ちは止められないが。

予告編も含め、懸命にミスリードしてくる。
誤った方向に導かれたとしても、
設定もストーリーもあらあらなので、
ひっくり返されても驚きも何もない。
やれやれ、と思うばかりで。

タイトルどおり「母性」についての話なのだが、
出てくる登場人物が、
ほぼ一人残らずへんてこりんでは、
感情移入などできるはずもない。

エンディングテーマが流れながら終了という、
「火曜サスペンス劇場」チックなラスト。
おやすいことです。

廣木隆一監督作品では、ちょっと前に観た「あちらにいる鬼」はなかなか楽しめたのだが、
本作はおやまあ。

戸田恵梨香さんと永野芽郁さんが共演。
女優さんたちは、こういうトンデモな映画に出演するとき、どんな気持ちなのだろう。
「んな奴ぁ、いないよ」
と心のなかで突っ込みながら、かろうじて取り繕うのだろうか。
それとも、どれほどのトンデモ映画でも役に入り込むのだろうか。
観ていて、お気の毒に感じた。

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NISAの見直しは当然行われるべきだった [経済を眺める楽しみ]

政府が、個人の所得を増やす「資産所得倍増プラン」の案を新しい資本主義実現会議の分科会に示した。
そのなかで、NISAによる投資額を56兆円に倍増する目標を記し、
岸田首相は
「一般NISAとつみたてNISAの双方の恒久化を実施する。
金融商品から得た利益が非課税となる期間を無期限化する」
と表明された。

個人投資家にとっては歓迎すべき話だと思う。
NISAを活用すれば資産が増える、というものではないが、
使おうと思う人の使い勝手がよくなるのはいい話である。

ただ、元の制度がひど過ぎたという面もある。
資産所得倍増プランを実施するかどうかにかかわらず、見直しは必須だったのではないだろうか。

今までのNISAは、
・一般NISA、ジュニアNISA、つみたてNISAの3本立て
・それぞれで口座開設期間や投資の枠や、非課税期間がバラバラ
・一般とジュニアについては終了時期が目前
といった有様だった。
使ってほしいのかほしくないのか疑わしくなるくらい、
わかりにくく、使い勝手が悪い仕組みだったと言えるだろう。

さらに一般NISAについては2024年にリニューアルされ、
1階部分と2階部分に分かれ、
1階部分は毎年20万円、2階部分は102万円とし、
それぞれ扱う商品が異なる、
という改正がなされることになっていた。

非課税上限がプラスされる、
というのが一つの売り物だが、
それも120万円が122万円になるという微増ぶりであり、
その代わり2階建てという一層わかりにくい制度に変えられるという、
およそ信じがたい改正が目前だったことになる。
なんにせよ、それが食い止められたことはよかった。

投資にしても、
税制にしても、
できる限りシンプルにすべきであろう。
制度を作っておられる方も百も承知のはずである。
それがなんでこんなことになってしまうのか。
年金制度のややこしさはその極みのようなものである。

わかりやすく、
使う人の身になって、
制度を見直していただきたい。

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出世を望まない公務員はまだ増えそう [ヨモヤ]

朝日新聞デジタルに、
『出世望まぬ公務員「勉強時間ない」「昇進よりも家庭」 自治体は苦悩』
という記事が掲載されていた。
2012年から10年連続で昇任試験を実施した13の都府県と政令指定都市に聞いたところ、
少なくとも8自治体で受験率が下がっていたというのである。

試験を受けない理由としては、
・普段の仕事が多忙で試験勉強をする時間がない
・昇進よりも家庭を優先する意識が高まっている
などが挙げられている。

こうした状況を受け、
北海道や長崎県などは試験をやめて、業務実績を考慮した登用に戻したそうであり、
ほかにも、試験を簡素化したり、準備しやすくしたりする対策をとる自治体が増えているそうだ。

正直なところ、
昇任試験を受けようとする職員が減っていることにはなんの違和感もない。
そりゃそうなるよな、と思う。
昇任して役職が高くなることのメリットは、
・仕事のやりがいが高まる
・裁量が増す
・給料が増える
といったところだと思うが、
・いや、もうやりがいあるし
・十分好きな仕事できてるし
・そんなに給料増えなくていいし
という人からすれば、モチベーションにはならない。

一方、昇任して役職が高くなると、
・責任が重くなる
・議会対応が大変
・プライベートな時間が持ちにくくなりそう
という面もある。
となると、マイナス要素の方が大きいと考える人も少なくないだろう。

もともと試験制度の目的は、
公平な昇任
若手の抜擢
といったところにあると思う。
しかし、昇任を望まない人が多数派になってしまうと、
そうしたそもそもの目的が意味をなさなくなってしまう。

役所に限らず、若者が昇任を望まない流れは止められそうにない。
それが自然であるとも思える。
管理職であるがゆえの喜びや楽しみも少なからずあるのだが、
天秤にかけたうえでどうかというと、今の人の価値観からすればどうだろう。

公務員としていい仕事をしていれば、
出世云々は二の次である気もする。
公務員として誇れる仕事ができているのなら、
役職を気にかけないのもうなずける。
それでいい気もする。

試験制度のあり方も含め、
時代に合わせた人事制度にしていかないと、
国も地方も役所が取り残されかねない。
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映画評 「宮松と山下」 [映画評]

毎週のように、というか毎週映画を観ているので、
映画タイマー的なものができつつある気がする。
多くの映画は大体2時間くらいなので、
1時間半を経過したあたりから、
脳が勝手にクライマックスに向けた複線の回収などを始める。

本作は87分という短めの映画。
それを知らずに観に行ってしまったため、
「さあこれからどうなるか」
と脳が考え始めたあたりで映画が終わってしまい、
「って、終わり?」
と小声で突っ込んでしまった。

突然終わったように感じたのは、
ひとつは予想より早く終わったからだが、
終わり方が余韻を残す形だったからでもある。
はっきりした決着のないまま映画は終了した。
もやもや。

監督は、佐藤雅彦、関友太郎、平瀬謙太朗から成るユニット「5月」。
つまり、一人ではないようだ。
ユニットで監督する必然性があるのなら、それでいいと思うが、
本作を観る限り、そこらあたりは不明。

記憶喪失の男性が主人公。
記憶喪失ものはテレビドラマや映画の題材として定番中の定番。
記憶喪失、といいながら、設定に都合のいいところだけを忘れているパターンがほとんどで、
今作もそんな感じ。
なので、入口で今一つ入り込めない。

主演は、いろいろあってテレビではなかなかお目にかかれない香川照之さん。
さすがの演技力。
共演された中越典子さんがなかなかいい雰囲気。

各種映画祭で高い評価を受けているとのことで、
それはなんとなくわかる。
広く観客を集めるかというと、それはまた別の話。
正直私も、あまりピンとはこなかった。
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また一つ羽生伝説 ~ ついに実現 藤井五冠対羽生九段 ~ [ヨモヤ]

ワールドカップはさておき。

将棋界の生きる伝説羽生善治九段が、新たな金字塔を打ち立てられた。
将棋の八大タイトルの1つである「王将戦」のリーグ戦において、
6戦全勝で挑戦権を獲得されたのである。
王将戦のリーグにいるのは当然のことながら将棋界のトップの面々。
ここで全勝するのは至難の業であり、
52歳での全勝は最年長記録。
ちなみに、その前の記録を持っていたのも羽生さんである。

これによってついに実現することとなったのが、
藤井聡太五冠とのタイトル戦での「初顔合わせ」。
羽生さんと藤井くんという新旧の超ド級天才対決は、まさに夢の顔合わせ。

羽生さんは藤井くんとのタイトル戦での対戦について、
「結果が伴わない状態が続き、現実的に難しいと思っていたが今回実現できてうれしい。
対局への準備と対策をこれからしっかり煮詰めていけたらと思う」
と話されたという。
多くの人が期待していた対戦だが、
日の出の勢いの藤井くんに対し、羽生さんはなかなか結果が出せず、
年齢的にももう厳しいのではないかと見られ始めていた。
そんななかでの全勝での挑戦権獲得は、本当に驚きである。

藤井くんは、
これまでタイトル戦番勝負で一度も敗退がないという、規格外の強さを誇っている。
一方の羽生さんは、
タイトル獲得数が歴代最多の通算99期となっていて、
これを勝てば前人未到の100期となる。

漫画のような
映画のような
ワクワクする顔合わせ。
藤井くんが有利と見るのが普通だろうが、
今回は多くの応援が羽生さんに集まる。

王将戦7番勝負は年明け1月から。
将棋界を飛び越えた話題を呼ぶこと必至の歴史的対局になる。

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映画評 「あちらにいる鬼」 [映画評]

本作は、
直木賞作家・井上荒野さんが、
自身の父である作家・井上光晴さんと母、そして瀬戸内寂聴さんをモデルに創作した小説を映画化したもの。
井上光晴さんの小説は、若い頃読んだ記憶があるが、
何を読んだのかも含めあまり覚えていない。
瀬戸内寂聴さんは超のつく有名人。
井上荒野さんももちろん有名。

光晴さんは、現在の価値観では到底許されないようなひどい人。
あっちやらこっちやらに女を作り、
そのしりぬぐいを女房にさせたりする。
寂聴さんは、瀬戸内晴美を名乗っていた頃、光晴さんと出会い愛人関係に。
出家されたのは光晴さんとの関係を断つためだったという。
そんな光晴さんと寂聴さんの間で翻弄されながらも強く生きたのが荒野さんの母。
今はいないタイプなのかもしれない。
しかし、我慢しているだけの弱い存在ではない。

映画は、光晴さんの破天荒な日々を描く。
苦しくて、でもそうするしかなくて火宅なのではなく、単にそういう人。
文学的な苦悩とか、
思想的な煩悶とか、
特に映されない。
単にそういう人。
それでいい。
光晴さんの奥さんの辛さと幸せ、
寂聴さんの苦しみもよく伝わって来た。

光晴さん役を豊川悦司さん。
まさにはまり役。
どうしようもないが憎めない男を魅力的に演じた。
寂聴さん役に寺島しのぶさん。
頭を丸めるシーンを一発撮りで実際に演じるという女優魂に称賛が集まっているが、
そのシーンだけではなく全編を引っ張っていた。
光晴さんの妻役に広末涼子さん。
このところ、映画ではコミカルな役が多かった広末さんだが、今作はシリアス。
いいキャスティング、いい演技だった。

「あちらにいる鬼」は、大人向けの映画。
エロいとかではなく。

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ネットで知り合うのは今や多数派 [ヨモヤ]

明治安田生命が、
「いい夫婦の日」にちなんだアンケート結果を発表した。
いろいろな内容が報じられていたが、
例えば、「理想の有名人夫婦」という項目では、
ヒロミさん・松本伊代さん
のお二人が1位だったという。
以下、DAIGOさん・北川景子さん、唐沢寿明さん・山口智子さん、桑田佳祐さん・原由子さん
と続く。
もう、三浦友和さん・山口百恵さんという時代ではないのですね。
と思ったら、7位は西川きよしさん・西川ヘレンさん。
渋い。

さて、最も大きく報じられていたのは、「結婚につながった出会いのきっかけ」についての設問。
全体では
1位「職場の同僚・先輩・後輩」
2位「友人・知人の紹介」
3位「学校の同級生・先輩・後輩」
だったそうだが、ここに来て
「マッチングアプリ」
が急増しているという。
コロナの影響もあってだとは思うが、
2022年に結婚した人からの回答に限ると、
「マッチングアプリ」がきっかけだったというカップルが一番多かったのだという。
ネット経由で結婚が増えてきている、
というレベルではなく、それが一番ポピュラーな出会い方という時代になったことになる。

少子化に歯止めをかけることが大きな課題となっているが、
子どもを増やすためにはまずは結婚してもらうことが先決である。
そのためには、結婚につなげる道を作っていかなければならない。
今の時代、ちょっとした発言でもセクハラに気をつけなければならないから、
上司が世話をすることにはあまり期待できないし、
かつてのように近所の世話焼きが動き回ることも考えにくい。

ネットでの出会い、
というと、少し前の世代にはややハードルが高かった。
なにやら「あぶない」感もあった。
しかし、しっかりしたサイトを使えば問題はない。
実際、大勢がそうされている。

ちなみに、同調査では、
夫婦円満の秘訣も聞いている。
それは「よく会話」して「感謝の気持ちを言葉で伝える」こと、
なのだそうだ。
はい。

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計測できぬまま今シーズン終了 ~ 遠投企画は来年に持ち越し ~ [60歳が近づく腰痛持ち 遠投77mプロジェクト]

2021年、東京オリンピック・パラリンピックに合わせて個人的に取り組んだ
「55歳過ぎ腰痛持ち 遠投77mプロジェクト」。
腰痛を抱えた55歳過ぎの初老のおやじが、
遠投で77mを投げようという無謀かつ無意味な企画だった。

それ以前は、「120キロプロジェクト」といった球速へチャレンジを行っていたのだが、
スピードガンの結果には場所によって結構ばらつきがあること、
身体への負担が大きくなり過ぎてきたこと、
から遠投に切り替えてみた。

2021年は、60mくらいまでは比較的すいすい伸びていき、
「こら、行けそうだ」と思ったのだが、
その先が厳しく、2022年に持ち越した。

今年は3月に大きな腰痛を発症し、
スタートダッシュに失敗したものの、
5月、6月は順調。
7月上旬には55mをクリアし、今年は行けそうかと思った。
しかし、思わぬ障害が。

近所に公営のグランドがあり、そこをホームグランドとして投げていたのだが、
7月下旬の降雨で使用が中止になり、
8月頭に再開したものの、再開翌日あたりに再び降雨で使用中止になってしまったのである。
サイトには、
「当面の間、利用を中止します。」
とだけ書かれている。

当面の間がどのくらいなのかわからないが、長くても一月くらいだろう、
それまでコツコツとラケット素振りトレーニングを続けよう、
と地道に毎日ブンブンとテニスラケットを振って来た。
しかし、8月が終わり9月になっても、
9月が終わり10月になっても、
10月が終わり11月になっても、
グランドの閉鎖は解除されない。

無念ではあるが、気候的にもうこれ以上待てない。
2022年の挑戦は、
しっかり投げぬまま、
計測すらできぬまま終了である。
テニスラケット素振りの効果を試せぬまま終了である。

来年に持ち越すかどうか、
来年考えよう。

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