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遠投プロジェクト50mに到達 ~ さて、ここから ~ [60歳が近づく腰痛持ち 遠投77mプロジェクト]

東京オリンピック・パラリンピックが開催された2021年に取り組んだ、
「55歳過ぎ腰痛持ち 遠投77mプロジェクト」。
未達成のまま2022年に持ち越したが、ホームグランドが水没してしまい断念。
今年が3年目になる。
チャレンジの名称が、年齢に合わせて
「60歳が近づく腰痛持ち 遠投77mプロジェクト」
に変更になった。

過去2年、50mまでは思いのほかスイスイ行けた。
歳を一年重ねた今年はどうかと心配したが、
ここはなんとかクリアできた。

まだ全力では投げていない。
投げていないというか、投げられない。
思い切り投げたら、腕がもげそうな気さえする。
身体もバラバラになりそうだし。
だから、7分くらいの力で投げた。
7分で50mなら、
10分の力なら70mを超える計算だが、
なかなかそうはいかない。

過去2年の経験からすれば、
このままでは、到底届かない。
筋力をつけるとともに、
助走の力をうまく伝えなければ。

そうこうしているうちに、今年も台風シーズンがやって来る。
去年と同じように、ホームグランドが水没してしまう恐れもある。
かといって、6月の段階で肩を仕上げ切るのは無理。
8月、9月にピークを持って行くように準備を進めよう。
水没したら、それはそのとき。

でもまあ、50m投げられりゃ、それなりに立派である。
我ながら。
コツコツテニスラケットを振っている効果も少しはあったのだろう。
とりあえず、まあ、よかった。

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映画評 「最後まで行く」 [映画評]

何事もやり過ぎは駄目。
この映画を観て、そんなことを思った。

岡田准一さん演じる主人公に、
綾野剛さん演じるヒール役が、執拗に絡んでくる。
二人はまさに不死身。
しかし、不死身過ぎて、
次から次へと危機があり過ぎて、
終盤はもうなんとも思わない。
タイトルは「最後まで行く」だが、途中くらいまで行ってくれれば十分だった。
ああなってしまうと、
サスペンスというよりコメディ。

辻褄が合わないことや
突っ込みどころも満載。
別にそんなもの無くてもいいが、
リアリティは皆無。

オリジナルは韓国映画らしい。
そちらはもっと面白いのだろうか。

主演の岡田准一さんは熱演されているが、
本作では「ヘルドッグス」などで見せられたアクションは控えめ。
岡田さんの使い方としては、なんだかもったいない。
綾野剛さんのサイコぶりはなかなかの恐怖。
ただ、突っ込みどころが多過ぎて、後半はお腹いっぱい。

監督は藤井道人さん。
4月に公開された「ヴィレッジ」も暗かったが、本作もダークなトーン。
ただ、もう少し丁寧に作って欲しかった。

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セ・パ交流戦 2019年以来のパの勝ち越しに期待 [ヨモヤ]

5月30日からプロ野球の交流戦が始まる。
各チームと3連戦を行うので、合計18試合を戦うことになる。

交流戦が始まった2005年以降、
2019年まではパがセを圧倒していた。
15年間で
パの勝ち越しが14回、
優勝チームも13回がパだった。

しかし、コロナで中止となった2020年をはさみ、
2021年は49勝48敗11分け、
2022年は55勝53敗
と、大接戦ではあったがセが連続で勝ち越し、
パ・リーグファンとしては悔しい思いをさせられた。

さて、今年はどうか。

構図としては、
投のパ 対 打のセ
というものになるだろう。
パは、苦しんでいる西武や楽天も含め投手陣が充実しているが、
打つ方はさっぱり振るわない。
セは、3割打者の数でパを圧倒し、
ホームラン数も多い。

チームごとに見ると、
パは、
上位の3チーム、ロッテ、オリックス、ソフトバンクと、
下位の3チーム、日本ハム、西武、楽天に
大きく分かれている。
セは、
阪神が走っていて、2位から4位のDeNA、広島、巨人は混戦、
下位の2チーム、ヤクルトと中日はかなり厳しい状況になっている。

交流戦は、好調なチームにとって鬼門になることが少なくない。
反対に、不振だったチームがここで息を吹き返すこともある。
パのファンとしては、西武、楽天といったところにきっかけをつかんでもらいたい。
日本ハムの溌溂とした戦いとエスコンフィールドのお目見えも楽しみである。

交流戦では、パの投手の力を見せつけてほしいと思うが、
打のヒーローも生まれてほしいものである。
やきもきする日々が、もう目の前。

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3連覇のかかるヤクルト早くも絶体絶命 [ヨモヤ]

2021年、2022年とセ・リーグを連覇し、
今年も優勝候補の一角と見られていたヤクルトが苦しんでいる。
27日も広島に敗れ、これで9連敗。
首位の阪神が勝ったため、自力優勝が消滅した。

自力優勝の消滅が騒がれるのは、通常は秋から夏にかけての時期。
まだ5月、
交流戦を前にしての自力優勝の消滅は、よほどの弱小チームで起きること。
連覇中のチームで生じると、これはちょっとした事件である。
この日で借金10となったが、
過去のプロ野球の歴史で借金9以上から優勝したチームはないとのことで、
完全に土俵際。

ここ2年のヤクルトは、とにかく打って勝つイメージだったが、
今年は打撃が全く振るわない。
チーム打率.230は、
その次に悪い中日の.241を1分も下回っている。

去年の三冠王村上も、WBCでの苦闘を引きずるかのように、
打撃の調子が上がってこない。
ここまでの打率.216は、
規定打席到達者30人中29位である。
ホームラン数と打点はそこそこではあるが、
村神様がこの成績ではなかなかしんどい。

力のあるチームだけに、
このままやられっぱなしということはないと思うが、
ここから反撃するのも相当難しいほどに引き離された。
パのオリックスが、吉田がいなくなったにもかかわらず堅調に戦っているのとは好対照である。

それまで負けていたチームが交流戦で浮上のきっかけをつかむことは珍しくない。
ヤクルトがそうなる可能性も大いにある。
しかしそうならない場合、
オールスター前に実質的なシーズンが終わってしまうという、
ファンとしては悪夢の展開となってしまいかねない。

ヤクルト、早くも正念場である。

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日経平均 次のターゲットはダウ [経済を眺める楽しみ]

5月26日の東京株式市場で日経平均株価は続伸。
前日比115円18銭高の30,916円で取引を終えた。

ここのところグイグイ上値を追っていく日経平均と比べ、
ダウは伸び悩んでいる。
直近32,700ドル近辺であり、
今年の初値の33,000ドルを下回っている。
この間、日経平均は25,000円から31,000円に駆け上がっているので、
その差は歴然である。

日経平均とダウ平均。
日経は円表示であり、ダウ平均はドル表示。
比べるものではない。
しかし、これだけ近づいてくると抜きたくなってしまうのもまた人情。

直近では日経のパフォーマンスが良好だが、
長期的に見ると両者の差は歴然。
ダウの方が圧倒的に上回っている。

日経平均が最高値を付けたのは1989年。
大納会が開かれる12月29日のザラ場に38,957円を付けた。
ちなみにこの頃のダウ平均は2,700ドル近辺。
つまり、絶対値で、日経平均の10分の1以下だったのだ。

その後の日経とダウの10年刻みの推移は次のとおり。
1989年をピークに急落した日経と、
紆余曲折はありながらもとめどもなく騰がるダウのコントラストが激しい。

日経
1989年 38,915円
1999年 18,934円
2009年 10,546円
2019年 23,656円

ダウ
1989年 2,753ドル
1999年 11,497ドル
2009年 10,428ドル
2019年 28,538ドル

一度は大きく開いた両者の差が、ここのところの日経の急騰で再び迫って来た。
30,000円を突破し、31,000円も超えた日経平均の次のターゲットはダウ。
勝手にそう見定めている。

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映画評 「宇宙人のあいつ」 [映画評]

中村倫也さん主演のコメディ。
荒唐無稽な設定のなかに、
ハートウォーミング的な要素も交えている。

展開はありがちだし、
オチもわかりやすい。
構えずに、ほんわか観に行く作品であろう。

焼肉屋を営む4兄弟を演じるのは、
長男・夢二役にバナナマンの日村勇紀さん、
次男・日出男役に中村倫也さん、
長女・想乃役に伊藤沙莉さん、
三男・詩文役に柄本時生さん。
ストーリー云々より、この4人の演技を楽しむ映画と言えそう。

中村さん演じる日出男は土星人。
23年間地球人に成りすましていたが、
帰る日が近づいてきている。
そこで、あれやこれやが起きる。
というお話。
この設定で、このメンバーなら、
もうちょっとなんとか。
もうちょっと笑えるとか、
もうちょっと泣けるとか。
どちらにも振り切れず。

監督の飯塚健さんは、前作の「野球部に花束を」もコメディだった。
設定はいいのに、今一つ活かしきれていない感がある。

高知の風景が美しいので、
そこは見どころ。

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歴史上の人物から「理想の上司」を選ぶとしたら [ヨモヤ]

東京商工会議所が新入社員に調査した
2023年度「理想の上司のイメージに近い有名人・著名人」が発表された。
そのうち、歴史上の人物部門のランキングは以下のとおり。

1位:織田信長
2位:徳川家康
3位:坂本龍馬
4位:豊臣秀吉
4位:福沢諭吉
6位:渋沢栄一
7位:聖徳太子

信長は、日本の歴史でも特異な存在であり、
その統率力、判断力、未来を見通す力、などと傑出したものがあると思う。
ただ、ちょっと激し過ぎるイメージがある。
創業社長として、一代で会社を大きくしていく段階では望ましい存在であろうが、
自分の上司と考えるとちょっと・・・。

2位の家康は、滋賀県出身者としては三成公の無念もあり推しがたく、
3位の龍馬は、人気は絶大だが歴史的な評価が今一つ定まっていない感もある。

では、自分なら誰を選ぶだろう。

歴史上の人物にはいろいろおられるが、
江戸時代以前の方となると、ちょっとピンと来ない。
かといって、明治以降だとやや生々しい。
となると幕末か。

候補としては、
西郷隆盛
勝海舟
吉田松陰
高杉晋作
といった人物が浮かぶ。

吉田松陰も高杉晋作も非常に魅力的だが、
松陰が29歳、晋作は27歳と、
私からすれば子どものような年で亡くなっており、
上司というより烈士のイメージ。

残った西郷隆盛と勝海舟は、江戸城無血開城で話し合った二人。
二人とも人気が高く、上司として頼りがいもありそうだ。
こうなると好みの問題になるのだが、
私なら勝海舟を選ぶ。

組織のなかで、
ルールを踏まえながら新しい意見を通していくイメージがあり、
自分の仕事にも重なる面がある。
それでいて堅苦しくなく、
なんだかだらしない感じがするのも好ましい。
実際の話ではないらしいが、
海舟を斬りに行った龍馬が、逆に惚れてしまうというエピソードも痛快である。

海舟が今の世にいたらどうだろう。
どんな上司になるのだろう。
そんなことを夢想するのも、こうした企画の面白い点であろう。

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映画評 「それいけ!ゲートボールさくら組」 [映画評]

始まって数分で、「この映画はヤバい奴だ」とわかった。
ここで言う「ヤバい」は、
エロいとかグロいとかいう意味ではなく、
もちろん面白過ぎるという意味でもない。
えらいもん金払って観に来ちゃった、
というヤバさである。

その予感は当然のように的中し、
商業公開していいレベルのものなのか心配になった。
ただ、あまたある映画の中からこの作品を選んだのは私であり、
誰に文句を言える筋合いもない。

ストーリーについてあまり振り返りたくないが、
学生の頃ラグビー部だった仲間が、
なんやかんやあって集まり、
ゲートボール大会で優勝を目指す、というもの。
どういう経緯でこの脚本で映画が撮られることになったのか。
そのあたりのいきさつには興味を持った。

コメディだからおおらかに観るのだが、それにしても。
全く笑えないし、
スポ根的な感動ももちろんない。
ただ、まともに取り合うような映画でもないので、まあ、はい。

主演は藤竜也さん。
今さらイメージを気にすることもないのだろうけれど。
共演に、山口果林さん、石倉三郎さん、本田望結さん、山口果林さんなど。
日本ゲートボール連合で評議員をされていた縁で、亡くなられた三遊亭円楽さんが出演されている。

「それいけ!ゲートボールさくら組」は、タイトルから想像できる以上のヤバさ加減。
この作品でも、お金集めたり、スタッフ集めたり、エキストラさん集めたり、
いろいろ大変だったと思う。
どんな作品になるはずだったのだろう。
これでよかったのかしら。
なんだか、考えさせられる。

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今年のパ・リーグに3割打者は何人生まれるか [ヨモヤ]

去年の春先、当時ソフトバンクに所属していた千賀滉大投手が、
「この先、3割打者が存在しなくなる時代が来ると思っています」
とコラムに書き、話題になった。
投手力が年々向上している状況にあって、
実際、3割打者は希少な存在になっている。

パ・リーグにおいて3割打者は、
2021年は4人、
2022年は2人しかいなかった。
この2年間で連続して3割を打ったのは1人だけで、
それが当時オリックスの吉田。
そしてその吉田がメジャーに行ってしまった。

パの現在の3割打者は3人のみ。
ソフトバンクの柳田と西武の中村と日本ハムの松本である。

柳田はご存知のとおりの実力者だが、近年は怪我に泣かされることが増えている。
後半、どうなるだろう。
中村はすでにレジェンド的存在だが、20年に及ぶ現役生活で3割をマークしたことは一度もない。
今年3割をマークしたらまさに伝説になるが、さて。
松本は去年の首位打者であり、去年がフロックではなかったことを見せている。
右打者で2年連続の3割となれば快挙と言える。

打撃成績の4位にはオリックスの森が.295で続いている。
森が3割に到達することは大いにありそうだ。
開幕前、首位打者候補の筆頭格だったソフトバンクの近藤は、ここまで.232と苦しんでいる。
さすがの近藤も、ここから3割に引き上げるのはなかなか難しいだろう。

今のパ・リーグは、
先発もセットアッパーもクローザーも、みんないい投手である。
先発を下ろせばなんとかなる、
という感じはなく、あとからあとから150㎞超の投手が出てくる。
これでは打者は大変だ。

メジャーが取り入れたピッチクロックやシフトの禁止も、
投高打低対策の意味もあったと思う。
できればルールはいじりたくないが、
全試合投手戦というのもさすがにコクがない。

投手の育成法はかなり確立された感があるが、
打者はまだまだのようだ。
好投手と好打者のぶつかり合い、
剛球と豪打のせめぎ合い。
そんなものが見られるプロ野球であり続けるために、
打者の育成が急務である。

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映画評 「おとななじみ」 [映画評]

日本映画に氾濫しているラブコメもの。
この類の映画をわざわざお金を払って観に行くのは、
恋したい盛りの若者であって、
かつ出演者のファンが中心であろう。
しかし、おじさんというよりおじいさんである私も結構観に行っている。
何故かと言うに、ごくごくたまに面白い作品に出会えるからである。
例えば「ヒロイン失格」のように。

本作も、互いが片思いのつもりになっている幼馴染の恋愛を描くという定番中の定番だが、
ひょっとしたらの期待があった。
そして、うん、そこそこ楽しめた。
後で確かめたら、脚本が「ヒロイン失格」と同じ方。
道理で。

ストーリーについては、特に語るべきこともない。
ただ、最初からコメディ色を前面に押し出しているので、
「実際にはこんな奴らはいないけどね」
という了解のもとで映画が進んでいく。
そこは演出の妙。

ヒロイン役の久間田琳加さんがよかった。
通称「りんくま」と呼ばれたりする人気モデルさんらしいのだが、
私は全く知らず、この映画が初対面。
着飾っているときより、お弁当屋さんで働いているときの姿が素敵だった。
この方の主演で、青春映画をもう何本か是非撮っていただきたい。
これは切なるお願い。
久間田さんの友人役に浅川梨奈さん。
すっかり大人っぽくなられた。

ヒロインのお相手役に井上瑞稀さん。
さて、井上さんがこの役に合っていたのかどうか。
別の方で撮られていたらどうだっただろうと夢想した。
井上さんの友人役に萩原利久さん。
クールな役柄をしっかり演じられた。

「おとななじみ」は、キュンとまではしないながら、なかなかに楽しい映画。
なんと言っても久間田琳加さんがいい。
もっと、彼女の映画が観たい。

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