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成瀬が天下を取った [読書記録]

全国の書店員が「いちばん売りたい本」を投票で選ぶ「本屋大賞」に、
「成瀬は天下を取りにいく」が選ばれた。
「成瀬」については、個人的な思い入れも深く、
本屋大賞にまで登り詰めたことに感慨を覚えた。

「成瀬は天下を取りにいく」の舞台は、滋賀県大津市。
滋賀県出身者としてはそそられた。
そして、最初のエピソードが「西武大津店」の閉店をめぐるもの。
主人公の成瀬あかりは、タイトルどおりに我が道を行く行動力を見せ、
それが周りを引き込んでいく。
しかし、天下を取る、といってもそんな大それたことをするわけではない。
西武のユニフォームを着てテレビに映り込む、とか、
友達とM-1の予選に出る、とか、そんな。
それがいい。

私がこの本を読んだのは去年の春。
読み終わった瞬間に思ったのは、
「これで西武大津店は永遠の命を持った」
ということだった。

日本中で、いろいろなお店が閉店していく。
それは避けられないことであり、仕方がないことである。
そしてどんなに愛された店であっても、時の流れによってその記憶は風化していく。
それも仕方がないことである。
しかし「西武大津店」は、成瀬によって生きながらえることができると思った。
成瀬が読み継がれていく限り、「西武大津店」の記憶も引き継がれる。
永遠に。

忘れたくないものがあるのなら、それを書いて伝えればいい。
自分で書けないのなら、誰かに書いてもらえばいい。
思いを持つ一人ひとりが書いて、のちにつなげればいい。
成瀬をヒントに立ち上げた企画に、素敵な思いが集まった。

成瀬の旅はまだまだ続きそうだ。
こちらも立ち止まっていないで追っかけていかないと。

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ここのところで読んだ30冊 [読書記録]

ここのところで読んだ30冊は以下のとおり。

「日本一長く服役した男」 NHK取材班
「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」 三戸 政和
「リボルバー」 原田 マハ
「メモの魔力」 前田 裕二
「木曜にはココアを」 青山 美智子
「光る牙」 吉村 龍一
「サービスの達人たち」 野地 秩嘉
「セルフ・コーチング入門」 本間 正人、松瀬 理保
「桜のような僕の恋人」 宇山 佳佑
「カオスなSDGs」 酒井 敏
「スーパーリッチ」 太田 康夫
「ロシア語だけの青春」 黒田 龍之助
「ゴッホとゴーギャン」 木村 泰司
「けいどろ」 荒木 涼
「プレヴェール詩集 やさしい鳥」
「いま、先生は」 朝日新聞教育チーム
「米国債投資」 ようへい
「夜長姫と耳男」 坂口 安吾
「これからの経営に必要な41のこと」 岩田 松雄
「洞爺丸はなぜ沈んだか」 上前 淳一郎
「地域をまわって考えたこと」 小熊 英二
「ソバニイルヨ」 喜多川 泰
「浮遊」 遠野 遥
「ビジネスモデル」 山田 英夫
「いい明日がくる夜の習慣」 佐藤 伝
「人望とは何か?」 眞邊 明人
「きみのお金は誰のため」 田内 学
「いちからわかる都市計画のキホン」 佐々木 晶二
「COVID-19後の医業経営戦略」
「日本の億万投資家 77の金言」
「ポピュリズム大陸 南米」 外山 尚之

黒田龍之助さんの「ロシア語だけの青春」は、ロシア語にひたすら打ち込んだ若き時代を振り返ったエッセイ。スポーツと同じような感動がある。

「浮遊」を書かれた遠野遥さんは芥川賞作家。BUCK-TICKの櫻井敦司さんのお子さんということは後で知った。不思議な作品だが、ただ難解なだけではない。

外山尚之の「ポピュリズム大陸 南米」は、ベネズエラ、アルゼンチン、ブラジルなど、南米各国の政治経済状況をわかりやすく伝えてくれる一冊。それぞれの国にはそれぞれの事情があるのだろうが、その場さえよければという政策のツケは必ずいつか回ってくる。

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朗報 「あの本、読みました?」のレギュラー放送化 [読書記録]

新聞のテレビ欄は、テレ東系を中心にさらうようにしている。
去年の11月、そんな私の探索網にかかったのが、
「あの本、読みました?」
というタイトルの番組。
テレビ東京、それもBSだが、の木曜夜10時から4週間放送された。

本好きのための情報番組、というコアな内容。
「明日読みたい本が見つかる!」
というのがキャッチコピー。
番組内の一つのコーナーとしてベストセラーや話題の本を取り上げる、
というのならわかるが、
一時間まるまる本についてというのは、まさにBS。
やっぱりテレ東。

MCは鈴木保奈美さん。
なんでも大の本好きらしい。
番組の中では、
保奈美さん流の本屋さんの歩き方が紹介されていたり、
本の帯を特集していたり、
なかなかマニアックな内容。

保奈美さんは本好きの大人らしく落ち着いた雰囲気で、
それでいて知ったかぶりな感じはなく、
心地よい時間が流れる。
もちろん、読みたい本も見つかる。

なんでも4月からレギュラー放送が始まるらしい。
木曜夜10時。
毎週となると、番組を作るのもなかなか大変だろうが、
気負わずに、媚びずにやっていただければと思う。
こちらも、過度に期待せず、
のほほんと楽しみにしているので。

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ここのところで読んだ30冊 [読書記録]

ここのところで読んだ30冊は以下のとおり。

「謎々将棋・囲碁」
「職場の発達障害」 岩波 明
「14歳からの瞑想超入門」 ベルナール
「駒音高く」 佐川 光晴
「リッツ・カールトン型から入る仕事術」 高野 登
「思索の淵にて」 茨木 のり子、長谷川 宏
「アメリカの編集者たち」 常盤 新平
「サクッとわかるビジネス教養 マネジメント」
「村の名前」 辻原 登
「ゆるゆるスモール起業のススメ」 泉澤 義明
「JR上野駅公園口」 柳 美里
「怪物に出会った日」 森合 正範
「チャリング・クロス街84番地」 ヘレーン・ハンフ
「日本人の勝算」 デービッド・アトキンソン
「福翁自伝」
「マリコ/マリキータ」 池澤 夏樹
「水曜の朝、午前三時」 蓮見 圭一
「おわらない夏」 小澤 征良
「かつどん協議会」 原 宏一
「超・ハーモニー」 魚住 直子
「2009年6月13日からの三沢光晴」 長谷川 晶一
「できるChatGPT」
「大阪から日本は変わる」 吉村 洋文、松井 一郎
「トムは真夜中の庭で」 フィリパ・ピアス
「平気でうそをつく人たち」 スコット・ペック
「ブロックチェーンの本」 浦岡 行治
「佐藤一斎重職心得箇条」
「モルフェウスの領域」 海堂 尊
「生きてるだけでだいたいO.K.」 マギー司郎

佐川光晴さんの「駒音高く」は、将棋に打ち込む若者たちの姿を描く短編小説集。手練れの作家による、面白くかつ胸を打つ作品が勢ぞろい。

森合正範さんの「怪物に出会った日」は、井上尚弥の強さを対戦相手への丹念な取材で明らかにしていくドキュメント。世界中のボクシングファンが、井上について知りたがり、井上について語りたがっている。

長谷川晶一さんの「2009年6月13日からの三沢光晴」は、三沢さんがお亡くなりになった日に焦点を当て、いろいろな人の証言を織り交ぜつつ、プロレスラーであり経営者でもあった三沢さんの内実に迫るドキュメント。三沢さんが生きていたら、どんな活躍をされていただろう。

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ここのところで読んだ30冊 [読書記録]

ここのところで読んだ30冊は以下のとおり。

「社会的共通資本」 宇沢 弘文
「暇と退屈の倫理学」 國分 功一郎
「スマホ脳」 アンデシュ・ハンセン
「卵の緒」 瀬尾 まいこ
「若者の読書離れというウソ」 飯田 一史
「なぜ、脱成長なのか」
「夢をかなえるゾウ2」 水野 敬也
「市場と権力」 佐々木 実
「君たちに明日はない」 垣根 涼介
「プリティが多すぎる」 大崎 梢
「ロケット・ササキ」 大西 康之
「国境を越えたスクラム」 山川 徹
「こぽこぽ珈琲」
「淀川八景」 藤野 恵美
「おれのおばさん」 佐川 光晴
「お探し物は図書室まで」 青山 美智子
「近江商人」 末永 国紀
「これ一冊で大人の発達障害がわかる本」
「ウィステリアと三人の女たち」 川上 未映子
「ひろゆきと考える 竹中平蔵はなぜ嫌われるのか?」
「できる大人の語彙力」 安田 正
「クビ!論」 梅森 浩一
「げんげと蛙」 草野 心平
「神様のいない日本シリーズ」 田中 慎弥
「少年譜」 伊集院 静
「星へ落ちる」 金原 ひとみ
「日本株はどこまで上がるか」
「編集者の読書論」 駒井 稔
「ボロボロになった人へ」 リリー・フランキー
「大人のための言い換え力」 石黒 圭
「英国立園芸協会とたのしむ植物のふしぎ」 ガイ・バーター

アンデシュ・ハンセンさんの「スマホ脳」は、遅ればせながらの読書。あまり期待していなかったのだが、引き込まれた。スマホ依存はいけません。
 
青山美智子さんの「お探し物は図書室まで」は、楽しく読める短編集。うまいなあ。

「ひろゆきと考える 竹中平蔵はなぜ嫌われるのか?」を読んだが、ここまで嫌われる理由は正直わからない。竹中さんにお世話になったという人のコメントは結構見るのだが、つながりがない人にはとことん嫌われている感じか。

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ここのところで読んだ30冊 [読書記録]

ここのところで読んだ30冊は以下のとおり。


「闇バイト」 廣末 登
「パーマネント神喜劇」 万城目 学
「非・バランス」 魚住 直子
「たんぽぽ球場の決戦」 越谷 オサム
「問題解決」 齋藤 顯一
「人を動かす」 デール・カーネギー
「映画女優のつくり方」 行定 勲
「昭和芸人七人の最期」 笹山 敬輔
「スローメディシンのすすめ」 デニス・マッカラ
「ジョン・レノン120の言葉」
「ついやってしまう体験のつくりかた」 玉樹 真一郎
「コミュニケーション力を高めるプレゼン・発表術」
「八王子のレッド・ツェッペリン」 木根 尚登
「困った人の説得術」 出口 知史
「キヨハラに会いたくて」 中溝 康隆
「南方熊楠」 唐澤 太輔
「社長のノート」 長谷川 和廣
「ライオンは眠れない」 サミュエル・ライダー
「風に恋う」 額賀 澪
「月のうた」 穂高 明
「一球の記憶」 宇都宮 ミゲル
「日本の異界」 清水 義範
「ニコニコ時給800円」 海猫沢 めろん
「資本主義と闘った男」 佐々木 実
「碧空のカノン」 福田 和代
「スマート泥棒」 悠木 シュン
「クロワッサン学習塾」 伽古屋 圭市
「押川先生、抗がん剤は危ないって本当ですか?」
「沖縄有事」 牧野 愛博
「目的への抵抗」 國分 功一郎
「第三の時効」 横山 秀夫

「映画女優のつくり方」を書かれた行定勲さんは、『世界の中心で、愛をさけぶ』『GO』『劇場』などで知られる映画監督。沢尻エリカさん、竹内結子さん、長澤まさみさん、吉永小百合さんなどと一緒に作り上げた映画を振り返りながら、映画論を語られている。

中溝康隆さんの「キヨハラに会いたくて」は、若き日の清原和博さんを詳細に追ったノンフィクション。瘦せていて、泣いて笑って喧嘩しての清原さんは魅力的だった。巨人に移られてからの清原さんは、ううん。

横山秀夫さんの「第三の時効」は、警察小説の金字塔と言われる作品。と言われるだけのさすがの面白さ。
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ここのところで読んだ30冊 [読書記録]

ここのところで読んだ30冊は以下のとおり。

「ごきげんな裏怪談」 佐藤 多佳子
「仏果を得ず」 三浦 しをん
「自分の答えのつくりかた」 渡辺 健介
「思考のコンパス」 山口 周
「私たちの世代は」 瀬尾 まいこ
「勿忘草の咲く町で」 夏川 草介
「地方創生アイデアブック」 牧瀬 稔
「人間ドックの作法」 森 勇磨
「檸檬のころ」 豊島 ミホ
「選択の科学」 シーナ・アイエンガー
「チアリーダーズライフ」 植村 綾子
「雲は湧き、光あふれて」 須賀 しのぶ
「佐藤可士和の超整理術」
「エルドアンが変えたトルコ」 間 寧
「発達障害ママの子育てハック」 綾瀬 ゆうこ
「多摩川物語」 ドリアン助川
「太陽の子」 三浦 英之
「ゲノム解析は私の世界をどう変えるのか」 高橋 祥子
「我がまちからの地方創生」 石破 茂、神山 典士
「ひと皿200円の町おこし」 五十嵐 幸子
「男ともだち」 千早 茜
「アントニオ猪木」 瑞 佐富郎
「医療幻想」 久坂部 羊
「栗山ノート2」 栗山 英樹
「フランスの地方都市にはなぜシャッター通りがないのか」
「GDP」 ダイアン・コイル
「失敗図鑑」 大野 正人
「夏のバスプール」 畑野 智美
「店長がバカすぎて」 早見 和真
「聖夜」 佐藤 多佳子

三浦しをんさんの「仏果を得ず」は、文楽の世界を描く青春小説。どんな世界も、その真髄を知ろうと思うとどこまでも奥深い。そこに迫ろうとする一途な若者の姿が心を打つ。
 
瀬尾まいこさんの「私たちの世代は」は、コロナ禍の三年間に学生時代を過ごした若者たちの物語。あの時期が無駄ではなかったと思える人生になりますように。

三浦英之さんの「太陽の子」は、1970年代から80年代にかけてアフリカに進出した日本企業の社員が、コンゴ人女性との間に生まれた子どもたちを現地に残したことについてのルポルタージュ。ジャーナリスト魂をひしひし感じる。

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書評 「怪物に出会った日 井上尚弥と闘うということ」 [読書記録]

井上尚弥が、日本ボクシング界が生んだ史上最高のボクサーであることは、おそらく異論がないだろう。
ここまで25戦全勝、22KO勝ち。
現WBC・WBO世界スーパーバンタム級統一王者。
元世界バンタム級4団体統一王者。
WBSSバンタム級王者。
元WBC世界ライトフライ級王者。
元WBO世界スーパーフライ級王者。
世界4階級制覇王者。
さらに、日本人初のパウンド・フォー・パウンド・ランキング第1位獲得者でもある。

しかし、井上の強さはそうした記録だけで語れるものではない。
本作「怪物に出会った日 井上尚弥と闘うということ」を書いた森合正範さんは、
どうしたら井上の強さをあますところなく伝えられるかと悩み、
一つの方法として、闘った相手に語ってもらうことを思いついた。
DSC_0491[1190].JPG

登場するのは、
はじめての日本人対決となった佐野友樹さんをはじめ、
フルラウンド闘い、その後世界王者になった田口良一さん、
初の世界タイトル獲得時の相手であったアドリアン・エルナンデスさん、
世界に衝撃を与えた一戦となったオマール・ナルバエスさん、
見ていて少し切なくなった新旧世界王者対決の河野公平さん、
そして、ノニト・ドネアさん、
といった面々である。

井上と闘う理由は、それぞれの選手で違う。
井上が強過ぎるがゆえに対戦を避ける選手が続出するなか、
決死の覚悟で受けて立つ者もいれば、
世界的にはそれほど知られていなかった時点では軽い気持ちで受けた者もいる。
ただ、井上と闘ったことを誇りに感じていることは、みな共通していた。

井上の強さは、
そのパワーやパンチ力に焦点が当たりがちだと思う。
ガードの上から吹っ飛ばしてみたり、
かすっただけで倒してみたり、
といったシーンが目に焼き付いているので、そうした印象になる。
しかし闘った選手たちは、パワーやパンチ力を井上の強さの中心とはとらえていないようだ。
拳を交えた者だけがわかるのだろう、
試合に臨むまでの練習量、
瞬間的な調整力、
闘いにおいてもクレバーさ、
などが井上の強さを支えているようだ。
パンチが強いから強い、
のではなく、
総合的に強いのが井上とのとらえ方である。

井上に向き合ったボクサーたちから、
相手が強いからこそ闘いたい、
という声が出ていた。
負けるかも、とか、
無事にリングを下りれないかも、
といった気持ちもないではないだろう。
しかし、それ以上に、強い相手と闘うことに喜びを感じている選手がいる。
そうした勇敢な選手と向き合うことで、井上の強さも磨かれていく。

井上はどこまで行くのか。
私たちが見ているのは、まだ途中経過に過ぎないのかもしれない。

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ここのところで読んだ30冊 [読書記録]

ここのところで読んだ本はこんな感じ。

「わたしの台所」 沢村 貞子
「やさしいライオン」 やなせ たかし
「時間術大全」 ナップ&ゼラツキー
「ファンが増えるインスタの教科書」 金山 拓夢
「輝く季節への旅 プリンスエドワードアイランド」 吉村 和敏
「どまんなか!」 須藤 靖貴
「地域発!つながる・集める施設のデザイン」
「52ヘルツのクジラたち」 町田 そのこ
「メンタリングの奇跡」 マーゴ・マリー
「政治はケンカだ!」 泉 房穂
「80分でマスター!ガチ速決算書入門」 金川 顕教
「新聞記者、本屋になる」 落合 博
「散り花」 中上 竜志
「セカンド・ショット」 川島 誠
「道化師の蝶」 円城 塔
「知られざる医者の世界」
「オールドレンズの神のもとで」堀江 敏幸
「天龍院亜希子の日記」 安壇 美緒
「誰かが足りない」 宮下 奈都
「白球アフロ」 朝倉 宏景
「地域を変える、日本の未来をつくる!」 小林 清彦
「いま、映画をつくるということ」
「俳句は入門できる」 長嶋 有
「会社四季報 プロ500」
「セックスボランティア」 河合 香織
「流れ星が消えないうちに」 橋本 紡
「ルポ 税金地獄」 朝日新聞経済部
「投資で利益を出してる人たちが大事にしている45の教え」
「逃亡医」 仙川 環
「ライフピボット」 黒田 悠介
「スタートアップ・ニッポン」 杉江 陸

「地域発!つながる・集める施設のデザイン」は、各地に誕生している人が集まる公共的な施設を豊富な写真で紹介する本。図書館、道の駅、ホテルなど、素敵な建物は観ているだけで楽しい。

中上竜志さんの「散り花」は、プロレス小説。リアリティには欠けるが、胸熱くなる。

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ここのところで読んだ30冊 [読書記録]

ここのところで読んだ30冊は以下のとおり。

「13歳からのファシリテーション」 ちょんせいこ
「子どものまちのつくり方」 泉 房穂
「きみの人生に作戦名を。」 梅田 悟司
「観光の力」 半藤 将代
「西荻窪の古本屋さん」 広瀬 洋一
「ファシリテーションのすすめ」 鈴木 まり子
「株式会社ネバーラ北関東支社」 瀧羽 麻子
「ハマのドン」 松原 文枝
「15歳からの地球温暖化」 杉山 大志
「葉桜」 橋本 紡
「より少ない生き方」 ジョシュア・ベッカー
「武道は世界を駆けめぐる」 岡本 洋子
「本と店主」 森岡 督行
「売れる作家の全技術」 大沢 在昌
「株式投資の未来」 ジェレミー・シーゲル
「ぼくはこうして大人になる」 長野 まゆみ
「億男」 川村 元気
「読書革命」 金川 顕教
「十代に共感する奴はみんな嘘つき」 最果 タヒ
「しりとり」 谷川 俊太郎/和田 誠
「尾崎放哉句集」
「モダン」 原田 マハ
「仮説思考」 内田 和成
「今日死ぬのにもってこいの日」 ナンシー・ウッド
「お金の未来」 山本 康正/ジェリー・チー
「仕事が速いチームのすごい仕組み」 三木 雄信
「脳が認める勉強法」 ベネディクト・キャリー
「絵になる術と建築」 山田 雅夫
「愛と人生」 滝口 悠生

「西荻窪の古本屋さん」を書かれた広瀬洋一さんは、杉並区西荻窪で「古書音羽館」を経営しておられる。古本屋さんの思いや裏側がのぞける一冊。

橋本紡さんの「葉桜」は、書道を背景とした青春小説。静かで熱い時間が流れる。

「十代に共感する奴はみんな嘘つき」は小説だが、著者の最果タヒさんは詩人としても有名な方。大好きな映画「夜空はいつでも最高密度の青色だ」の原作者でもある。本作でも研ぎ澄まされた言葉で若者の心情を綴る。

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