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55歳125キロプロジェクト 誤算集 [55歳125キロプロジェクト]

2020年の個人的おバカ企画
「55歳過ぎの腰痛持ちが、125キロの速球を投げるプロジェクト」。
学生の頃すごかったわけでも全くなく、現在草野球をやっているわけでもなく、
あまつさえ腰痛まで抱えている55歳が、125キロという球速に挑戦した。

野球をやっていた人ならわかると思うが、125キロというとかなりの球速。
現役プレイヤーならともかく、
すごいポテンシャルがある人ならともかく、
もしくは若さに任せて投げられる人ならともかく、
特に鍛えてもいない腰痛持ちの55歳に出せる数字ではない。
普通なら。

しかし、試合で投げるわけではないので、スタミナもコントロールもいらないし、
ちまたのバッティングセンターのスピードガンにはかなりのばらつきがある。
さらに、3年前には123キロを出した実績もある。
もちろん、年を重ねてスピードを上げるということに難しさがあることは理解していたが、
じっくり体を作っていけばなんとかなるように思えた。
全く甘かったが。

結果、大甘のバッティングセンターの計測で120キロにとどまり、目標未達となったのだが、
この結果をいろいろな誤算とともに振り返ってみたい。

1 年齢的な衰え
 もともと鍛えているわけでもないので、52歳も55歳も変わらんだろうと思っていたが、それはさすがに甘かった。もっと早く気づけよ、ということだが。
 年齢的な衰えを超えるためには、一層の工夫が必要だったということだろう。最初から気づけよ、ということだが。

2 近くのバッティングセンターの閉店
 3駅くらい先にピッチングができるバッセンがあり、前回のチャレンジのときも勤め帰りにそこで投げた。
 あまり客もいないため、ゆっくり使えたので、フォームを固めるのに助かった。
 ここが、5月末で閉店。
 これが結構痛かった。

3 度重なる故障
 もともと腰痛持ちのチャレンジなので故障は織り込み済みなのだが、肩ひじにまで痛みが及んだのは誤算だった。
 だから無理するなって何度も言ったのに、と言われても反論の余地なし。

4 天候
 暑いのはいくら暑くてもいいのだが、7月の降り続く雨には困った。

5 コロナ
 今年やることについてはすべてそうだと思うが、もちろんコロナの影響もあった。
 でもまあ、これは言っても仕方がない。

6 コントロールがよくなった
 こちらはうれしい誤算というのか。
 妙に狙ったところに投げられるようになった。ストラックアウトでは、一定数以上当てると景品がもらえたりするのだが、やるたびにもらえる感じに。
 パーフェクトも出たりして。
 今回のチャレンジではコントロールは全く関係ないのだが、なぜやら。
perfect.jpg

またいつか球速チャレンジをする可能性もなくもないので、そのときの参考になるやも知れず、誤算集をまとめてみた。
つづめて言うと、もうちょっと頑張りが足らなかったということなのだが、
頑張れる体を作れなかった、ということでもある。

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125㎞プロジェクト最終計測 機械に気を遣ってもらって120㎞ [55歳125キロプロジェクト]

2018年冬からコツコツ続けてきた
「55歳過ぎの腰痛持ちが、125キロを投げるプロジェクト」。
もともとのスケジュールは、こんな感じだった。

2018年冬は、筋トレに専念。
2019年春からボールを投げ始め、
 6月 90キロ
 7月 100キロ
 8月 105キロ
 9月 110キロ
 10月 115キロ
で2019年シーズンは終了。
2019年の再び冬は筋トレを行い、2020年は
 6月 100キロ
 7月 110キロ
 8月 113キロ
 9月 118キロ
 10月 125キロ
と伸ばしていく、という算段だった。

しかし、2019年春に肩痛、肘痛に襲われ、早くも暗雲。
それもあってペースは上がらず、2019年は106㎞で終了。
そして、冬には再び肩痛、肘痛。

明けて2020年。
あたたかくなったらキャッチボールをして、ピッチを上げていこうと思っていた矢先にコロナ禍。
そういう空気ではなくなった。
さらに、4月には恒例の腰痛。

緊急事態宣言が明け、気候的にも投げ込める時期が来たが、7月は連日の雨。
休日に、バッティングセンターに通いはしたが、投げ込み不足は否めず。
そして、8月の下旬からは再びの腰痛。

55歳腰痛持ちのチャレンジだから仕方がないのだが、こうして振り返ると逆境の連続である。
天候、コロナ、故障。
特に体の不調にはまいった。

9月に最終計測と決めていたが、正直なところ125㎞は遠いとわかっていた。
これまでの計測では全力で投げてはいなかったが、軽く投げたときに球速が思うように出ないようでは、力を込めたときにも出るはずがない。

2020.9.jpg
最終計測の結果は、120㎞。
125㎞プロジェクトは未達成のまま終了。
この120㎞にしても、機械が気を遣ってくれたのだと思う。

しかしまあ、機械が120㎞と言ってくれたのだから、ありがたくいただこう。
125㎞プロジェクトが110㎞で終わったらイマイチしまらないが、
120㎞なら形にはなった。
この2年間、それなりに頑張ってきたご褒美をもらったと思おう。

次の節目は60歳。
60歳で110㎞とか目指そうかしら。
さすがに120㎞は無理だろうから。
でもまあ、しばし休息。

ご協力いただいた皆様、
ご声援いただいた皆様、
誠にありがとうございました。
125㎞プロジェクトは、残念ながら未達に終わりました。
いろいろ悔いはありますが、最後まで続けることができたのはよかったです。
これは本当になによりでした。
幸せな日々でした。
あれ、青春だなあ、なんて思ったりして。

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チャレンジする月に腰が痛いが、とにもかくにも腕を振る [55歳125キロプロジェクト]

2020年の個人的おバカ企画
「55歳過ぎの腰痛持ちが、125キロの速球を投げるプロジェクト」。
学生の頃すごかったわけでも全くなく、現在草野球をやっているわけでもなく、
あまつさえ腰痛まで抱えている55歳が、
身の程しらずにも125キロという球速に挑戦している。

気温が下がると体が硬くなるので、
9月下旬あたりを最終計測時として、
6月100キロ、7月105キロ、8月110キロ、
くらいのペースで上げていく予定で進めてきた。

実際の推移として、6月99キロ、7月110キロ。
このあたりまではまずまず順調だったが、
8月の計測でまさかの106キロ。
もちろん、全力投球ではなかったにせよ、数字が下がるとは思っていなかった。
そして8月の下旬に腰痛がやってきた。
そのあと、不意に116キロという計測はあったが。

プロジェクト名に「55歳過ぎの腰痛持ちが」と謳っているので、織り込み済みではあるが、
腰が痛いのは痛い。
そんなこと知らんわ、とそこら中から突っ込まれそうだが、痛いものは痛い。

靴下は、なんとか自力で履いている。
しかしそれも、痛みが緩和したからというより、履き方の工夫を見つけたからである。
通常は腰を曲げて履くのだが、今は正座の態勢で履いている。
この件も、そんなこと知らんわ、とそこら中から突っ込まれそうだが。

しかし、致命的な腰痛というわけではない。
座っていると痛く、立ち上がるのも難儀だが、
歩き出すと、これが意外と平気である。
座っているだけで痛いのに、キャッチボールはできる。
しゃがむのにいちいち勇気を振り絞るようなのに、ボールを投げることはできる。
ベストな状況にはほど遠いが、投げられない状態ではない。
万全の状態で9月を迎えたかったが、これはもう仕方がない。

結局、投球フォームは3年前の形に戻した。
はじめから腕を上げておくフォームを試してきたが撤回。
腕を上げておくと、楽に投げられるし、回転も悪くないような気がするが、
腕の振りが小さくなるので、スピードが乗らない感がある。
何も考えず、腕を思い切り振ろう。

9月も残り半分。
もちろん、あきらめてはいない。
誤作動でもなんでも、1球だけ機械が125キロと表示すればいいのだから。

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やっぱりの腰痛到来と望外の116㎞ [55歳125キロプロジェクト]

2020年オリンピックイヤーの個人的おバカ企画
「55歳過ぎの腰痛持ちが、125キロの速球を投げるプロジェクト」。
学生の頃すごかったわけでも全くなく、現在草野球をやっているわけでもなく、
あまつさえ腰痛まで抱えている55歳が、
身の程しらずにも125キロという球速に挑戦している。

気温が高いうちに、との考えから9月中の最終計測を考えている。
残り1か月で、本来ならラストスパートすべきこの時期、
やっぱり腰痛がやってきた。
どうせ来るだろうと思っていたし、
腰痛の55歳の挑戦なのだから、セットみたいなものだが、あと1月待って欲しかった。

痛いのは左腰。
背中というより臀部のあたり。
情けないことに、靴下を履くことが、一日で最大級のイベントになっている。
立ち上がるときなどに痛みが走り、
あわれにもふらついたりする。

しかし、動き出すとほとんど問題がない。
もともと走れないので、走れるかどうかはわからないが、
少なくとも歩く分には支障がない。
階段を上るのも大丈夫。
足を上げるのも平気。
だから、投げることもできる。
全力で腰をひねるのは怖いが、そこを加減すれば、普通に投げることができる。

というわけで本番1月前の計測をした。
本番は東京ドームシティを予定しているが、
いやらしい話、少しでも計測が甘いところの方がいい。
スピード計測があって、甘いところを探していたら、
東京は東村山市に久米川ボウルということころがあった。
一球一球測ってくれるのだが、印字されるのは最速の数字だけ。
この日の最速は116㎞だった。
2020.8.30.jpg

それ以外の球は平均して105㎞くらいだったので、116㎞は出過ぎの感は否めないが、
機械がそう言ってくれているのならありがたくいただいておこう。
116までくれば125も全くの絵空事ではない。(いや、普通に無理だが)

最終計測を9月中に考えているので、残り1月。
願わくば、早期に腰痛が治まりますように。
腰が痛いままでは、全力投球ができない。
願わくば、肩やひじに痛みが出ませんように。
肩ひじが痛くては、腕を存分に振ることができない。
お願いします。

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いや、でも、106㎞だって大したもの(と、開き直る始末だ) [55歳125キロプロジェクト]

2020年の個人的おバカ企画
「55歳過ぎの腰痛持ちが、125キロの速球を投げるプロジェクト」。
学生の頃すごかったわけでも全くなく、現在草野球をやっているわけでもなく、
あまつさえ腰痛まで抱えている55歳が、
身の程しらずにも125キロという球速に挑戦している。

9月下旬あたりを最終計測時として、
6月100キロ、7月105キロ、8月110キロ、
くらいのペースで上げていく予定であった。
しかし、6月の計測がイマイチで、このままではプロジェクトの継続が危機的状況になると、
7月に少し力を入れて投げた。
そうしたら運よく110㎞が出た。

7月の計測にすっかり気をよくして、今回は110㎞をちょっと超えたくらいの数字が出せればと思った。
長雨の影響もあり、あまり投げ込めていないし、
腰の不安もあるので全力で投げる時期ではない。
だから少しセーブしながら110㎞を超える球が投げられれば上々かと。

結果、106㎞だった。
2020.8.jpg

全力で投げてはいない。
しかし、それほど緩めた気もしない。
それで106㎞。
前回はもっと軽く投げた感じで110㎞だったのに。
この現実は、ちょっと応える。

125㎞は、再びかすんで見えなくなってしまった。
7月にはおぼろげに見えてきたのに・・・。
しかし、勝手にやっているプロジェクトで落ち込んでも仕方がない。
ので、急に開き直る。

いや、でも、55歳、腰痛持ちの106㎞って、それなりに大したものじゃないか。
そうだよ。
大したものだ。
と言い聞かせてみる。
しかし、元気は出ない。

さて、一応9月下旬を最終計測時点と考えているので、あと2月足らずである。
この期に及んで、フォームを改造しよう。
最初から腕を上げておくフォームはとても楽なのだが、球速の面では限界がありそうだ。
今さらながら、腕を思い切り振るフォームに戻そう。
なんだかすごい遠回りをしたような気がしないでもない。
いや、きっと新しいフォームで学んだものもあるさ、と言い聞かそう。
なさそうだけど。

あと2月。
やれるだけはやろうと思う。

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160キロを出した西武ライオンズの平良くんに学ぶ [55歳125キロプロジェクト]

開幕から9イニング連続で無安打ピッチングを続けた西武の平良(以下、敬称略で)。
連続ノーヒット記録が断たれた試合で160キロを出した。
160キロを記録した日本人投手は6人目となる。
160キロクラブの面々は以下のとおり。

1 165キロ 大谷翔平(日本ハム)
2 161キロ 由規(ヤクルト)
2 161キロ 千賀滉大(ソフトバンク)
2 161キロ 国吉佑樹(DeNA)
5 160キロ 藤浪晋太郎(阪神)
5 160キロ 平良海馬(西武)

6人のうち、平良が173㎝で最も上背がない。
次が由規の179㎝で、それ以外は、
大谷193㎝m、千賀186㎝、国吉196㎝、藤波197㎝と、
ビッグサイズの投手ばかりである。

ほとんどのスポーツで身体が大きい方が有利だが、
野球で速い球を投げるにも、やはり背が高い方がいい。
その方が筋肉量も多くなるし、
腕が動く範囲も広くなるのだから当然である。

そんななかで、170㎝そこそこの平良の160キロは光る。
身体が大きくない人間(例えば私のような)が速い球を投げようとするときに、大いに参考になりそうだ。

平良のフォームを見てみよう。
平良だけが救援投手ということもあるが、
160キロを出した他の投手のフォームと比べると、足をほとんど上げないのが特徴である。
大谷や千賀のように足をしっかり上げ、一度軸足に体重を乗せ、
そこから体重を移動させていく形ではなく、
平良の場合はいきなりどーんと前に身体ごと持っていく。
やや丸っこい体型にこのフォームが合うのだろうか。
平良がゆっくり足を上げている様は、ちょっと想像しにくい。

ステップをグワンと広く取り、
腕の可動域を広げている。
そして、えいやっと投げ込む。

ためなどはない。
一気に投げ込む。

私は、55歳の腰痛持ちが125キロを出すという、馬鹿げた挑戦を行っている。
今さら筋力はそう上がらないので、フォームが大事である。
かといって、自分が平良のように力感あふれるフォームで投げられるとも思えないが、
足を上げずに一気に投げ込む、というのは試みてみたい。
ガンガン投げ込みができるわけではない私に向いているかもしれない。

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勇気が湧く110キロ [55歳125キロプロジェクト]

2020年の個人的おバカ企画
「55歳過ぎの腰痛持ちが、125キロの速球を投げるプロジェクト」。
学生の頃すごかったわけでも全くなく、現在草野球をやっているわけでもなく、
あまつさえ腰痛まで抱えている55歳が、
身の程しらずにも125キロという球速に挑戦している。
9月の下旬あたりを最終計測時として、
6月100キロ、7月105キロ、8月110キロ、
くらいのペースで上げていく予定であった。

しかし、先月までの塩梅がどうにも芳しくなかった。
3月以降のコロナ禍、4月の腰痛などが原因か、ピッチが上がらない。
6月計測では、軽く投げて100キロを計時するつもりが、結果は99キロ。
「いや、1キロしか変わらないじゃないか」
とおっしゃる方も多いと思うが、当人としては少しショックだった。
そして、その時のブログにこんな風に書いた。
『7月に105キロのつもりで投げて101キロくらいだったら、完全に赤信号である。』

当初、6月100キロ、7月105キロ、8月110キロ、
と徐々に上げていこうとしていたのは、体への負荷をなるべく減らしたかったからである。
無理をして、肩やら肘やら腰やら背中やらを痛めてしまったら、そこで挑戦が頓挫してしまいかねない。
ただ、多少無理をしなければ先が無いようにも思えた。
そこで、7月は少し目標を上方修正し、ちょっと力を入れて110キロが出ればいいと思った。
まだ全力で投げるのは早いが、いつまでも100キロ前後では先が見通せない。
先が見通せないとモチベーションも上がらない。

結果、幸いなことに1球110キロが出た。
2020.7.jpg

110キロの次が105とか104とかだからたまたまと言えばそれまでだが、
試合に投げるつもりもないし、コンスタントにスピードを出すつもりもない。
1球だけ速ければそれでいい。
たまたまでもなんでも、この段階で110キロを出せてよかった。
気持ちがつながる。

まだ、全力で投げてはいない。
というか、全力で投げられる体になっていない。
全力で投げたら、一気に球速が上がるかというとそういうものでもないというのはわかっているが、
なんにせよ、やりつくしての数字ではない。

9月下旬を目途としているので、あと2月ちょっと。
125キロなんて無理に決まっているとわかりつつ、
現段階での110キロは、ほんの少しだけ日が差した。

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日本球界球速インフレ進行中 ~ 私もこの波に乗って ~ [55歳125キロプロジェクト]

1980年代の前半、「週刊少年マガジン」に「光の小次郎」という漫画が連載されていた。
「ドカベン」や「野球狂の詩」などで知られる水島新司さんの作品で、主人公の新田小次郎は最速160㎞の速球を投げる設定だった。
当時、140㎞を超えれば速球派として胸が張れる感じだったので、
160㎞はまさに漫画の世界。
「そんな奴あ、いないよ」と突っ込んでいた。

光の小次郎から15年ほど経ち、1999年4月7日、松坂大輔投手のプロデビュー戦。
初回、日本ハムの片岡さんから空振り三振を奪った球が155㎞。
怪物の初戦として、あまりにも鮮烈であった。

しかし、今155㎞の数字を見ても、それほど驚かない。
そのクラスの球を投げるピッチャーは、それこそ何人もいるからである。
160㎞が出れば「おぉ」とは思うが、それにしてもそこまでの驚きはない。
この頃主流の外国人のセットアッパーやクローザーは軒並み160㎞クラスだし、
復帰したソフトバンクの千賀も161㎞を出したし、
西武のセットアッパー平良も連日158㎞を計測している。
あまり知られていないソフトバンクの杉山という投手(もちろん期待の選手だが)も157㎞を出した。
投手の分業制が進み、勝ち試合では7回、8回、9回と1イニングずつ違う投手が投げるのが当たり前になっているが、その3人が3人とも150㎞超ということが珍しくない。

この球速インフレの原因はなんだろう。
ぱっといくつか思いつくが、例えば、
・トレーニング法が変わったこと(効果的なウエートトレーニングなど)
・選手の大型化が進んだこと
・速い球を投げるために必要とされるものの研究が進んだこと(必要な筋力やフォームなど)
といったところだろうか。
つまり、速い球を投げられる環境が整ってきたと言えるだろうか。

YouTubeにも、「速い球を投げるために」役立ちそうなビデオがいくつもある。
投げ方を解説したビデオや、
速い球を投げる投手のフォームをじっくり撮ったものなど。

以前は、
「投手は走れ」
「足腰を鍛えれば、自然に球は速くなる」
「肘を前に出して、腕をしならせろ」
「綺麗な縦回転のボールを投げろ」
といった指導が繰り返され、
「なぜそうするべきなのか」
「そうするためにはどうしたらいいのか」
といったことがきちんと語られなかったように思う。
速い球を投げられるかどうかは天性の資質による、
と信じられていたようにも思う。
今は、アメリカの最新理論や、国内のいろいろな人の知見が加わり、
速い球を投げるノウハウがかなり蓄積されている。

私もこの波に乗っていこう。
昔なら、50歳を超えた素人が120㎞を出すと言えば、まずまず大したことだった。
しかし、今ならそんなに特別なことではない気がする。
球速インフレの波が私にも届きますように。

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2020年初計測は99キロ [55歳125キロプロジェクト]

まったくもって個人的な企画として実施中の
「55歳過ぎの腰痛持ちが、125キロの速球を投げるプロジェクト」。
普段ろくな運動もせず、あまつさえ腰痛まで抱えている55歳が、
身の程しらずにも125キロという球速に挑戦している。
9月の下旬あたりを最終計測時として、
6月100キロ、7月105キロ、8月110キロ、
くらいのペースで上げていく予定である。

だから、6月の計測は100キロでいい。
全力で腕を振るわけではなく、100キロくらいを目途にして投げる。
六、七分くらいの力の入れ具合のイメージ。
だが、
「100キロくらいのつもりで投げたら108キロくらい出ちゃいました。無理してないのに」
の方がなおよい。

この日のMAXは99キロ。
100キロ目安だからピタリと言えなくもない。
しかし、99キロが続いたので、最後の一球は103キロくらいのつもりで投げた。
それが99キロだった。
思いのほか球速が出た、の反対の、
思いのほか球速が出なかった、となってしまった。
2020.6.jpg

ただ、まあ、6月に100キロというスケジュールどおりと言えば言える。
あせらずに、7月に105キロを出せればよしとしよう。

涼しくなる前に、と思っているので、最終計測は9月を予定している。
あと約3か月。
腰痛持ちなので、下半身の筋力アップはほとんどできない。
だから上半身だけ、ちびっと鍛えている。
故障しないように気をつけながらではあるが、ペースを上げていく必要がありそうだ。
7月に105キロのつもりで投げて101キロくらいだったら、
完全に赤信号である。
体に気を使いながら、ちょっとペースアップが必要なようだ。

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今はまだ脚をためている状態 [55歳125キロプロジェクト]

まったくもって個人的な企画として実施中の
「55歳過ぎの腰痛持ちが、125キロの速球を投げるプロジェクト」。
体育会系でも、普段体を動かしているわけでもなく、
あまつさえ腰痛まで抱えている55歳が、
身の程しらずにも125キロという球速に挑戦している。

当初の予定では、
5月 100キロ、6月 103キロ、7月 106キロ、8月 110キロ
と上げていく予定だったが、
4月に吉例により腰を痛め、コロナ禍にも襲われ、
スケジュールの変更が必要となった。
とりあえず、
6月100キロ、7月105キロ、
を目安にしよう。

今更伸びしろのあるわけがない55歳が、
100キロから125キロに短期間で球速を伸ばせるわけがない、
とお思いかもしれないが、ちょっと違う。
今はまだ全力で投げられる状況にないということなのである。
現段階でも、肩を入れ、腰を回し、腕をぶん回せば、それなりの球速は出ると思う。
しかし、それでは体がもたない。
だから、徐々に体を作っていく予定である。

そんなわけなので、6月の計測時に100キロそこそこであったとしても、
悲観しないでいただきたい。(いや、誰も気にしていないだろうが)
あえて100キロそこそこに抑えているのだから。
問題はその先である。

120キロを超える球を投げようというのだから、それなりに投げ込みが必要だろう。
しかし、そんなにブンブン投げてしまっては、
きっとすぐに壊れてしまう。
壊れてしまったら、その先に行けない。
壊れるのは、最終計測の日にしたい。

というわけで、頑張り方のさじ加減が難しいのも、
高齢期チャレンジの妙味と言える。
頑張り過ぎないように、それでいて多少の無理は必要となる。
細い細い綱である。

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