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祝!と手放しで喜べないアニメ「銀魂」の復活 [ヨモヤ]

大の大人が深夜アニメで騒ぐのもナニかもしれないが、「銀魂」となればざわつかずにはいられない。
「終わる終わるサギ」を繰り返していたが、とうとう第4期に突入である。

あまり昔のことを振り返るのもアレかもしれないが、2006年から始まった第1期は本当に面白かった。
毎週大笑いし、
ときに燃えた。
『劇場版 銀魂 新訳紅桜篇』も大成功し、ここで終わっていたら永遠の伝説だっただろう。
しかし、世の中そんなにきれいな話はないもので、
2011年から第2期が始まった。
心配したが、幸いにも引き続き面白く、途中『金魂'』になった時期も含め、やりたいことをやっておられる感が伝わってきた。
ここで終わっていたら、やっぱり伝説だったかもしれない。

2015年からの第3期は、それまでとは別物ととらえるべきなのだろう。
原作がシリアス路線に振れていたから、笑いの要素が減ったのは仕方がないとしても、演出も絵も、クオリティが格段に落ちてしまった感があった。
第1話を見る限り、ここで始まった第4期にも、多くを求めてはいけないようだ。
山崎があんパンを食べたりはしなさそうだ。
輝いていたアニメ銀魂とは、もう会えそうもない。

今年の夏には実写版が公開されるから、
桂が出れば、「岡田将生くんがやるのかあ」と思い、
高杉が出れば、「剛くん楽しみだなあ」と期待し、
また子が出れば、「菜々緒はまりそうだなあ」と夢想する。
そういう楽しみはあるのだが、今回のシリーズもアニメ版の銀魂を愛した人間としては少し寂しい。
普通のアニメなら原作をなぞるだけで十分であり、アニメ化とはそもそもそういうものなのだろうが、銀魂には別の期待をしてしまう。
仕方がないから、思い出の中で輝かせておこう。

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