SSブログ

地域の活性化 [診断士的経済アプローチ]

地域の活性化、ということが散々言われている。
仕事柄かも知れないが、そうした話題や課題に触れない日は、ほぼ一日もない。
それだけ重要なことである一方、これだけ言われるということは、あまり達成されていないからとも言える。
それだけ難しいことなのだ。

そもそも、何をもって活性化とするのかということがある。
何人かが集まってワーワーやっていれば、その場は「活性化」されていると言えなくもない。どんより沈んでいるよりは、はるかにいいだろう。
活性化された町内会、活性化されたPTAといった枠組みなら、議論が活発に行われていて、新たな取り組みにチャレンジしているという状況で十分だろう。
しかし、地域の活性化となると、それだけでは足りない。目に見える効果が必要である。

目に見える効果とは、ぶっちゃけ金銭換算できるようなものでなければなるまい。
地域全体として、売り上げ増があり、利益増があり、というものである。
そこまでは各個店の努力としても、少なくともまちに来る人が目に見えて増えているという状況は欲しい。

TXのような新しい鉄道や高速道路の開通、鉄道博物館のような新施設のオープン、大ヒット作のロケ、など、大きな外的要因以外で、地域が急激に活性化することはあまりない。
関係者の懸命の努力に関わらず難しいのだから、手をこまねいていて達成できるはずはない。
難しいからこそやりがいもあり、私もお手伝いできることをしていきたい。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0