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誇らしい 井上尚弥のPFP1位返り咲き [ヨモヤ]

4団体統一世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥が、
アメリカのボクシング専門誌「ザ・リング」が発表した全階級を通じたランキング「パウンド・フォー・パウンド」(PFP)で、
約2年ぶりに1位に返り咲いた。
ちなみに、WBC世界バンタム級王者の中谷潤人も、先月に続いて10位にランクされている。

PFPはいろいろな媒体が発表しているが、
最も権威があるとされているのがこの「ザ・リング」によるもの。
つまり、井上が世界最高のボクサーと認定されたことになる。
日本人として、
同時代に生きて長く井上の試合を見ているものとして、
実に誇らしい。

なんでも、
会合の当初は1位クロフォード、2位井上の順位が変わらない流れだったそうだが、
この4年間で井上が8戦8勝であるのに対し、クロフォードは4戦4勝であること、
ネリ戦でのダウン後のパフォーマンスが素晴らしかったこと、
などが見直されての逆転になったとのことである。

確かに振り返ってみればこのところの井上の戦績はすさまじい。
5戦前はドネアとの再戦。
ここでWBA・WBC・IBF世界バンタム級王座を統一。
次がバトラー戦で、
アジア人初の4団体統一。
次が階級を上げたフルトン戦で、
これに勝ってWBC・WBO世界スーパーバンタム級王座を獲得。
次がタパレス戦で、
ここで、史上2人目の2階級四団体統一王者になり、
今回のネリ戦へと続く。
いやはや。

クロフォードも直近の4戦をすべてKOで飾っていて、
戦績的には文句なしだが、
客観的に見て井上はその上を行っている。

ネリ戦を経て、
井上はボクシングの枠組みを超えたスーパースターへの階段をしっかり上ったと思う。
一挙手一投足が注目される存在となった。
次戦がどうなるのか、
さらに階級を上げていくのか、
いつか同じ日本人でPFPランカーである中谷との対戦があるのか、
楽しみが尽きない。

現在31歳の井上。
強い姿を見られるのはあと数年だろうか。
しっかり焼き付けておこう。

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