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またまたまたまたまたBECK ~二度目の鑑賞~ [映画評]

大好きな映画「BECK」を再度鑑賞してきた。
同じ映画を二回度以上見ることは、私としては珍しい。
「サマーウォーズ」以来であり、「サマーウォーズ」は「ピンポン」以来であった。
こうしてみると、日本映画ばかりである。

しかし改めてみると、ひどい映画ではある。
ストーリーのいい加減さはちと度を超えた感じで、ハチャメチャどたばたである。
水嶋ヒロ演じる竜介とライバルのギタリストとの関係は中途半端にしか描かれないし、黒人プロデューサーとの絡みは、見ているほうが恥ずかしくなる。
佐藤健演じるコユキの恋物語も消化不良気味。

映画評論家にとって、この映画を褒めるのは難しいことかも知れない。
なにしろ、完成度は決して高くない。
というより粗が多すぎる。
もっと自然に、かつ盛り上がる感じのラストへの持っていき方はあったのではないか。
この映画を褒めてしまうと、「批評眼の無い人」といったレッテルを貼られてしまいそうである。
私は、大好きな映画なので褒めますけどね。

ネットでも意見が分かれるのはコユキの歌のシーンの演出。
あれでいい、という意見もあれば、コユキの歌が重要になる映画なのだから、正面から描ききるべきだった、との意見ももあります。
私はありだと思うし、伝わってきた。

欠点だらけなのに、なぜかいとおしい。
そんな映画である。
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