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私は当分紙の本で [経済を眺める楽しみ]

シャープとソニーが、電子書籍対応端末をそろって発売した。
シャープが「ガラパゴス」、ソニーが「リーダー」。
ネーミングだけをとれば、開き直った感じのシャープの方に惹かれる。

電子書籍への流れはかなり前から言われていたし、実際アメリカなどでは大きなうねりになっているようだが、日本ではこれからが本番。
きっかけは、「iPad」ということになるのだろう。
「電子書籍元年を迎えた」という声も出ている。

電子書籍の利点は、
・安い
・かさばらない
・検索できる
・写真やグラフが鮮やかに見られる
・ネットとの連携が図れる
などなどたくさんある。
デメリットはあまりないかも知れない。

しかし、私は少なくともしばらくの間は電子書籍が欲しいとは思わないだろう。
本を読んでいて、「あれ、さっきなんか違うこと書いてなかったっけ」と、紙を繰りながら前のページに戻る面倒くささから離れられない。
分厚い本を読んでいるとき、しおりのあるところまでの厚さを眺めて、「ああ、やっと3分の1かあ」と嘆息をつきたい。
集中して読んでいた本をパタリと閉じて、ふと顔を上げる瞬間が好きだったりする。

日本メーカーがんばれ!と思いはするものの、それを購買活動によって示すことは当面ないだろうなあ、と思う。
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