二人のアームストロング [ヨモヤ]
アメリカから、二人のアームストロングに関する大きなニュースが伝えられてきた。
もちろん偶然であろうが、皮肉なものである。
一人目のアームストロングは、1969年7月、人類史上初の月面着陸に成功した米宇宙船アポロ11号の船長であったニール・アームストロング氏。
82歳でお亡くなりになったという。
アームストロングさんと言えば、
「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」
との言葉が有名。
事前に考えられていた感がありありで、ついに月に来たという興奮が伝わってこないので私はあまり好きではないが、これだけ世界中に広がったのだから、それだけインパクトのある言葉だったということだろう。
アームストロングさんは、宇宙飛行士を引退後、大学で航空宇宙工学の教べんをとったほか、さまざまな企業の経営に参加されていたという。
晩節を汚さず、人生を全うされたというところだろうか。
もうひとりのアームストロングは、世界最高峰の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスで7年連続総合優勝を果たしたランス・アームストロング氏。
がんを克服して素晴らしい成績を上げ続けたこともあいまって、英雄視されることの多い人だが、ここで 米国反ドーピング機関により、ツール・ド・フランスのタイトルを剥奪するとともに、自転車競技からの永久追放処分が科された。
このニュースには、まさか、という驚きとともに、
「どうして今頃?」
「国際自転車競技連合ではなく、アメリカの反ドーピング機関がタイトルのはく奪を行えるのか?」
という疑問も浮かんでくる。
ランスは、一貫して否定しているし、これまでの検査でも異常が示されたことはなかったという。
人生、山あり谷ありである。
はたからは、うらやましい人生を送っているように見える人も、実は大変な葛藤を抱えていたりする。
お亡くなりになったアームストロング船長も、本当は大変な暮らしをされていたのかも知れない。
まあ、人にどう思われるかよりも、自分がどう感じながら生きていけるかということが大切なのだろう。
誰にでも谷はあるのだから。
もちろん偶然であろうが、皮肉なものである。
一人目のアームストロングは、1969年7月、人類史上初の月面着陸に成功した米宇宙船アポロ11号の船長であったニール・アームストロング氏。
82歳でお亡くなりになったという。
アームストロングさんと言えば、
「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」
との言葉が有名。
事前に考えられていた感がありありで、ついに月に来たという興奮が伝わってこないので私はあまり好きではないが、これだけ世界中に広がったのだから、それだけインパクトのある言葉だったということだろう。
アームストロングさんは、宇宙飛行士を引退後、大学で航空宇宙工学の教べんをとったほか、さまざまな企業の経営に参加されていたという。
晩節を汚さず、人生を全うされたというところだろうか。
もうひとりのアームストロングは、世界最高峰の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスで7年連続総合優勝を果たしたランス・アームストロング氏。
がんを克服して素晴らしい成績を上げ続けたこともあいまって、英雄視されることの多い人だが、ここで 米国反ドーピング機関により、ツール・ド・フランスのタイトルを剥奪するとともに、自転車競技からの永久追放処分が科された。
このニュースには、まさか、という驚きとともに、
「どうして今頃?」
「国際自転車競技連合ではなく、アメリカの反ドーピング機関がタイトルのはく奪を行えるのか?」
という疑問も浮かんでくる。
ランスは、一貫して否定しているし、これまでの検査でも異常が示されたことはなかったという。
人生、山あり谷ありである。
はたからは、うらやましい人生を送っているように見える人も、実は大変な葛藤を抱えていたりする。
お亡くなりになったアームストロング船長も、本当は大変な暮らしをされていたのかも知れない。
まあ、人にどう思われるかよりも、自分がどう感じながら生きていけるかということが大切なのだろう。
誰にでも谷はあるのだから。
What a wonderful world! もアームストロングさんです。
by 葦立 茂蔵 (2012-09-04 20:56)