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なんにせよ強烈に盛り上がっている山川の凱旋 [ヨモヤ]

ソフトバンクにFA移籍した山川穂高選手が、
埼玉西武ライオンズの本拠地であるベルーナドームに凱旋した。
球場の雰囲気がどのようになるか、試合前から注目を集めた。

西武の選手がFAで移籍するのは見慣れた光景だが、
山川の場合、
女性スキャンダルのあとだったこと、
2023年シーズンを棒に振ったのだからせめてあと1年残れなかったのかと多くの人が思ったこと、
移籍のあいさつが十分でなかったこと、
などからファンとの間に遺恨が生まれた。

ベルーナドームで行われた西武対ソフトバンク3連戦の初戦、
山川は大ブーイングで迎えられた。
スタメンで名前が紹介されるときに始まり、
打席に入るたびに大音響のブーイングが響いた。
それはそれは、すさまじいものだった。

山川の打撃成績は4打数1安打、3三振。
ヒットもゴロのセンター前だったから、西武投手陣に軍配が上がったと言っていいだろう。
ブーイングを続けたファンの留飲も下がったと思う。

そして第2戦。
今度は山川が豪快にやり返した。
1試合2本の満塁本塁打はプロ野球史上3人目。
2打席連続は2人目という歴史に残る快挙。

最初の満塁弾の際には、思い切り「どすこい」。
これには西武ファンが大ブーイング。
二本目の満塁弾の際には遠慮がちに「どすこい」。
大量点差がついたせいもあっただろうか。

西武ファンによる今回の大ブーイングには賛否両論がある。
気持ちはわかる、という意見と、
初戦の第1打席はわかるとしてそれを続けたのはちょっと違うのではないかという意見と。
なんであれ、日本シリーズ並みにスタンドは盛り上がり、
土曜日はほぼ満員になった。

憎しみの感情で試合を見に行くとなると、それはさすがにどうかと思うが、
にっくき相手との対戦を見てみたい、というのは観戦感情を高める。
プロレスでもヒールがいてナンボというところがある。

山川と西武投手陣が切磋琢磨し、
やったりやられたりして、シーズンを通して楽しませてくれることを願う。
そう、野球なのだから、楽しく見ないと。

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