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とりあえず素直に喜んでおこう ~日本の国際競争力 6位に上昇~ [経済を眺める楽しみ]

「ダボス会議」を主催するシンクタンク、世界経済フォーラムが、2014年の国際競争力ランキングを発表した。
それによると、日本は世界第6位にランクしたとのことである。
昨年から3ランクの上昇。
2010年と並ぶ、過去最高順位とのことである。

日本が評価されたのは、
企業の活発な研究開発投資、鉄道網の発達、顧客重視の文化、知的財産権の保護などの点。
政権の安定もプラス材料という。
一方、評価が低いのは、
巨額の政府債務や高い法人税らしい。

2010年当時の日本の経済状況を振り返ると、決してよかったとは思えない。
また、IMDという組織によるランキングでは21位に低迷している。
だから、このランキングがなにほどの意味があるのかは疑問ではある。
しかし、まあ、国際的に評価が上がったことは素直に喜んでおこう。
実質的な意味があろうがなかろうが。

日本の場合、今後も急激な経済成長は望み薄である。
ただ、尊敬される国になるように努めていくことはできる。
そして、その結果として国際競争力が増していけばいい。
価格での競争力ではなく。

ちなみに、ベスト10はこんな感じである。

1位 スイス
2位 シンガポール
3位 米国
4位 フィンランド
5位 ドイツ
6位 日本
7位 香港
8位 オランダ
9位 英国
10位 スウェーデン

韓国は26位、中国は28位だった。

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