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通訳案内士試験勉強法 その3 日本歴史(参考サイト&書籍編) [お役所内案内士]

5月14日付で、通訳案内士試験中、日本歴史の試験傾向について書いた。
http://matoko.blog.so-net.ne.jp/2016-05-14
今回は、私が参考にした書籍やウェブサイトについて書いてみたい。

歴史についての勉強は幅が広い。
そして、奥がどこまでも深い。
とてもではないが、ここに真正面から飛び込んで行って、すべてをやっつけることは難しい。
だから、ある程度的を絞った勉強が必要となる。

とは言いながら、試験に臨む以上、歴史の流れはおさらいしておきたい。
その意味では
「山川の日本史」
を読み返すのが一番だとは思う。
しかし、評判のいい山川版とは言っても、教科書を読むのはあまり面白い体験ではない。
そこでお勧めするのは、漫画である。
漫画なら、すらすら読める。
ただ、日本史を勉強するための漫画は数多く出版されているが、10巻以上のものとなると、それはそれで骨となる。
私は、
三笠書房の「マンガ 日本の歴史がわかる本」
を読んだ。
これなら、3冊で一応全体が眺められる。
そのほか、漫画ではないが
「読むだけですっきりわかる日本史」
「おさらい3時間!日本史のイロハ」
「オールカラーでわかりやすい日本史」
など、一冊で歴史をさらっている本を覚えようと思わずに読んで、記憶の掘り起こしに努めた。

通訳案内士では、文化史に関する問題が多いので、
「超速!最新日本文化史の流れ」
を勧められる方が多いようだ。
また、写真や資料が出題されることに備えて、
「山川 詳説日本史図録」
も定番となっている。
私は、たまたま古本屋で見つけた大学受験の参考書である
Z会の「攻略日本史 テーマ・文化史 整理と入試実戦」
も読んだ。
しかし、文化史は覚えるのが骨だし、去年の出題傾向からすれば、それほどこちらに深入りする必要はないようにも思う。
特に、どの仏像が誰の作で、どこの社寺にあるなどというあたりに、あまりこだわらなくてもいいのではないだろうか。
むしろ、Wikipediaで「日本の世界遺産」を開き、そこからいろいろ辿って行った方が効率的かも知れない。

歴史は、やりだすとキリがない。
かと言ってあきらめるわけにはいかないので、あまり試験対策ととらえずに、楽しみながら進めて行く方がいいのではないだろうか。
ムック本で、
「日本の世界遺産」
「日本の名城」
「日本の国宝」
といったものを購入し、ビジュアルを堪能しつつ、いつの間にか知識もたまっていくというやり方をお勧めしたい。
私は、コンビニに置いてあった
「お寺に代々伝わる日本の国宝」
を買って読んだりしたが、覚えようとせず仏像の美しさやその由来などを楽しむように努めた。

過去問を見ると、歴史はちょっと大変だなあと感じられる方もおられるかもしれない。
しかし、難問の類は、きっと誰もできない。
だから、そこはすっぱりと割り切って、歴史に関する全般的な知識を伸ばしていくのが得策である。
覚えることに拘泥しなければ、歴史に関する読み物は楽しいものだし。

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