SSブログ

通訳案内士試験勉強法 その4 一般常識(参考サイト&書籍編) [お役所内案内士]

6月10日付で、通訳案内士試験中、一般常識の試験傾向について書いた。
http://matoko.blog.so-net.ne.jp/2016-06-10
今回は、一般常識の勉強のために、私が参考にした書籍やウェブサイトについて書いてみたい。

「通訳案内士試験ガイドライン」において、一般常識に関する問題は、
「筆記試験時に最新の『観光白書』や新聞(一般紙)に掲載された時事問題をベースに出題する」
と明記されている。
こう書かれている以上、「観光白書」は必読であろう。
観光白書は、ネットでも見ることができるが、できれば手元に置いて随時眺めておきたい。
試験に出る出ないにかかわらず、通訳案内士として参考になる内容となっている。
http://www.mlit.go.jp/statistics/file000008.html

新聞には、毎日目を通しておきたい。
ニュースはネットで見れば十分という人も多いだろうし、新聞を購読していないという人も増えているという。
「観光」や「通訳」などで検索した方が効率的という考え方もあるが、知識は周辺の項目を含めて積み重ねていくべきものではないかと思う。
その点、新聞はその日その日のニュースを伝えることと合わせて、取材を積み重ねた特集記事やこぼれ話的な読み物もある。
今からではちょっと遅いかもしれないが、紙の新聞の購読をお勧めしたい。

資格試験においては、過去問をばっちりやっておくのが基本であるが、案内士試験においては、他の科目と同様一般常識についても年によって出題に大きなばらつきがあるため、あまりそれまでの出題が生きてこない。
そのため、案内士試験に特化した本より、全般的な知識が得られる本を読んだ方がいいように思う。
私は、有名な観光地のガイドや日本の祭りを特集したムック本などを読んだが、
「なるほど知図帳 日本」
は、歴史・風習、旅、交通、スポーツ、文化などのニュースを網羅しているとのことであり、重宝された受験生もおられるようなので、チェックしてはどうだろう。

見ておくべきウェブサイトとしては、まず観光庁のHPが挙げられる。
情報満載であるものの、官公庁のサイトにありがちなことであるが、あまり見やすくなく面白味もないのが残念であるが。
http://www.mlit.go.jp/kankocho/

通訳案内士向けポータルサイトである「やまとごころ」では、最新のニュースに触れることができ、今の動きがわかる。
ただし、実践的過ぎるため、試験対策として機能するかどうかはなんとも言えない。
http://www.yamatogokoro.jp/tsuyaku_guide/

英語の勉強と一石二鳥で進められるという点では、英語で日本を紹介している本を繰り返し読むのが最良の方法かもしれない。
この類の本はいろいろ出版されているから、本屋でパラパラと眺め、自分に合っているものを選ばれればいいと思う。
例えば、
「毎日の日本 英語で話す! まるごとJAPAN」
「英語で発信する 日本小事典」
「英語で日本紹介ハンドブック」
などである。

一般常識に関しては、試験対策として一気に頭に詰め込むのではなく、日々コツコツ身に着けていくべきものであろう。
新聞のチェックをこまめに行うとともに、日本の文化に関心を持つことが大切であると思う。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0