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通訳案内士筆記試験まであと3週間 この時期にやるべきこと [お役所内案内士]

平成28年度の通訳案内士試験筆記試験が、8月21日(日)に行われる。
残された時間はあと3週間。
この時期にやっておくべきと思われることをおさらいしてみよう。

試験科目は、外国語、日本地理、日本歴史、一般常識の4つ。

案内士試験であるだけに、外国語がメインであるように思いがちだが、案外ここでは差がつかないのではないかと考える。
また、いくらシャカリキになったところで、1月足らずの間に語学力が飛躍的に向上するはずもない。
これからやるべきことは、
英語の新聞記事やWebサイトなどで長文を読むことに慣れておくこと、
観光地や日本の習慣を英語で何というかおさらいしておくこと、
くらいであろう。
とにかく、TOEICや英検の試験とはまるで違うことを忘れてはならない。
日本をどう伝えるか、ということに特化した学習をしたい。

日本地理については、ジオパークと世界遺産の復習が欠かせない。
もちろん地理の全般的な学習も必要であるが、出題確率という点では、この2つが突出していると言っていいのではないか。
その他、観光地や祭りについてもマークが必要である。
受験の地理ではなく、あくまでも旅行案内であることが前提である。

日本歴史についても、案内士的歴史であることを頭においておこう。
外国から来られたお客様を案内する際の知識として知っておくべき歴史という観点が大切である。
その意味では、地理と共通するが、世界遺産絡みの歴史は外せない。
また、観光地や祭りに関連した歴史にもマークが必要である。
歴史の細かいところを、今から勉強しなおすにも無理があるだろうから、ある程度照準を絞って勉強したい。

一般常識については、何をどう勉強すればいいかわからないという人も多いと思う。
幅が広すぎて、手の付けようがない感じではないだろうか。
過去問を見ても、設問の難易度にぶれがあり過ぎる。
時事ネタと観光白書からの出題は必ずあるだろうから、ここに絞るのが得策かもしれない。
時事ネタでは、伊勢志摩サミット、民泊、ル・コルビュジエは外せない。
観光白書では、外国人観光客の傾向は当然押さえておく必要がある。
インバウンドを増やすための政府の施策も要チェックである。
○○周年行事や○○記念イベントとして話題になったものや、賞を受けたものなどは調べておきたい。

試験直前となると、
「今からジタバタしても始まらない」
などというアドバイスがなされることが多い。
しかし、あと3週間あれば、十分ジタバタできる。
むしろ、ここからが勝負であろう。
あきらめた人が脱落し、粘った人が残る。
どんな試験でも同じである。

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