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大谷のメジャー移籍は早過ぎないか [ヨモヤ]

日本ハムが、大谷翔平選手の来オフ以降のメジャー挑戦を容認したことが大きく報道されている。
もともとメジャー志向の強い選手であり、いつかは海外へ移籍するにしても、プロ入りしてまだ4シーズンしか過ごしていない。
年齢も22歳。
もう少し日本で見ていたい。

日本ハムとしては、入団当初からの約束を果たすといった意味があるのだろう。
また、今シーズン日本一となり、大谷自身もMVPのほか、投手野手でのベストナインに選ばれたことで、ある種の達成感を得られたこともあるだろう。
さらに、日本ハムのチームカラーとして、どんどん新陳代謝を進めるということがある。
自前で育て、年俸が高くなり過ぎたら卒業を促すというパターンである。

日本ハムの島田代表は、
「実績も大きな要因。成長は想像以上のスピード。彼が1番いい時に行かせてあげるべき」
「『大谷がどうなるか』を我々も見てみたいし、楽しみでもある」
と、何やら本人並みに前のめりである。
もちろん、私にもメジャーで二刀流を貫く大谷を見てみたい思いはある。

それでも、まだ早い、という気がする。
例えば、先輩のダルビッシュを見てみると、若くしてメジャーに移籍したイメージがある彼の場合でも、日本で7年間プレーしている。
そして、3年目のシーズンから、5年連続で防御率1点台を続けるという、圧巻の成績を残している。
このくらいやれば、確かに日本にやり残したことはないなあ、という気がする。

一方の大谷は、まだ規定投球回数に達して防御率1点台の年はない。
打つ方でも、他を圧倒する成績を残せているわけではない。
完全に規格外の存在になってはいるが、純粋に成績だけを見れば、途方もない存在にはなっていないのが実情である。

ひょっとしたら、来年、もっとすごい成績を残すかもしれない。
15勝以上で、打率3割、ホームラン30本といった数字を示されたら、おみそれしましたとなる。
確かに、日本の枠組みには入りきらないなあ、となるかもしれない。
しかし、それでも、まだ早いと思う。

メジャーで活躍する大谷も見たいが、
目の前で躍動する大谷ももう少し見ていたい。
個人の夢は止められないから、行くな、とは言えないが、
あと2、3年は日本にいてほしいのが本音である。

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