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ピッチングのメカニズムを学ぶ [120キロプロジェクト]

120キロプロジェクトを開始すると宣言はしたものの、筋トレに勤しんでいるわけではないし、走り込みを始めたわけでもない。
さぼっているのではない。
そんなことをしたら、てきめんに体が壊れる。
10月を目標に、徐々に徐々に積み上げていく予定である。

それなのに、体がビンビン警告を発してくる。
「やめろ、やめろ」
と言ってくる。
体を痛めるからこれ以上やるなとアラームを鳴らす。
大したことはやっていないのに、右の手首が痛いし、左の膝はしっくりこないし、腰にも軽い違和感がある。
しかし、体の気持ちはわかるが、先に送れば送るほどチャンスがなくなるから、ここで引くわけにはいかない。

特に腰に大きな不安を抱え、十分なトレーニングを積めない私にとって大切なのは、理屈である。
速い球を投げるための理論をしっかり身につけて、それを味方にしよう。
もちろん、頭で分かっていても、それを実践できなければ意味がないし、実践するためにはそのための筋力が必要なのは言うまでもない。
それでも、ピッチングの理論をしっかり理解し、できる限り理にかなった投げ方をすることによって、トレーニング不足のハンデを補いたい。

そのために読んだ本の第1弾が、
前田健さんの『ピッチングメカニズムブック・理論編』
である。
ドジャースにいる前田健太さんではなく、
お亡くなりになったあややの物まねでお馴染みの前田健さんでもなく、
野球専門トレーニングコーチの前田健さんの著作である。
pitching mechanism.jpg

前田健さんは、「ベースボールパフォーマンス」を主宰され、
「野球のパフォーマンス向上のためには、何よりもまず効果的な身体の使い方の習得が重要だ」
との考え方から、野球の動作の細部を解き明かされている。
本のなかで前田さんは、ピッチングで大切なのは
『並進運動』という投球方向へのエネルギーと運動の方向性を生み出すステップ動作と、
『回転運動』という着地後の体幹の回転のこと、
とされ、そのためにどのようなフォームがいいの解説されている。
写真もふんだんに使われていて、おっしゃりたいことがよく理解できた。
また、YouTubeにも動画がアップされており、こちらも参考になる。

まだ、全力投球をできる体に仕上がっていないので、すぐに活かすことはできないが、頭に叩き込んでおき、折に触れてシャドウピッチングで体に覚え込ませておこう。

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