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訪日外国人の勢い止まらず  ~ アジアが中心だが全世界まんべんなく増加 ~ [お役所内案内士]

観光庁によれば、今年の訪日外国人数が、今月13日に1000万人を超えたとのことである。
1000万人の大台乗せは、昨年より20日以上早い過去最速のペースである。
併せて1月から4月までの訪日外国人数も発表されたが、4月は単月として初めて250万人超えを達成したとのことである。
諸外国の休日の関係などもあるらしいが、世界的に花見人気が広がってきたということも理由に挙げられそうである。

国・地域別に見ると、韓国がトップ。
韓国とは、政治の面では必ずしも良好な関係とは言えないが、日本に来てくださる方は大幅に増えている。
以下、中国、台湾と続く。
このように、上位を挙げるとアジア勢が独占となるが、アメリカやヨーロッパからのお客様も順調に増えている。
米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、ロシアが単月としての最高を記録し、
オーストラリア、イタリア、スペインは4月として最高、
というから、株式市場で言えば「全面高」といった様相である。

このペースで行けば、今年も2000万人は楽に突破しそうだが、3000万人まではどうか。
政府目標は
「東京五輪・パラリンピックが開かれる2020年に、訪日客を4000万人まで増やす」
というものであるから、そこまでとなると簡単な道のりではない。

世界的に和食がブームとなり、日本文化への注目も高まっている。
今は強い追い風が吹いている感じだが、他国も黙っているわけではないから、放っておいてこれからもどんどん増えていくことはないだろう。
また、宿泊先など、受け入れ態勢の整備も必要になる。
訪日外国人客の増は、アベノミクスの成功例としても取り上げられることが多い分野であり、経済への波及効果も期待される。
観光が真の主要産業として成り立っていくために、2020年までとそれからの数年が勝負になる。

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