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清宮第4号の意味 [ヨモヤ]

長く2軍にいた清宮が、8月21日に1軍に復帰して以来、大爆発している。
6試合でホームラン3本、打率は.454。
手が付けられない感じである。

そうは言っても、シーズンの通算ホームランは4本に過ぎず、鳴り物入りでの入団の割には大したことないと思っている方も少なくないのではないか。
どこまでを期待するかにもよるが、高卒新人が4本以上のホームランを打つことは並大抵のことではない。
2000年以降でこれを達成したのは、2014年の西武の森友哉だけ。
森友哉の前となると、1993年の松井秀喜さんまでさかのぼらなければならなくなる。
滅多に出ない記録なのだ。

ちなみに、松井さんの前の達成者は清原さん、清原さんの前は立浪さんと、
いずれも球史に名を遺すプレイヤーばかりである。
8月26日の試合では2試合連続の猛打賞を記録したが、ドラフト制後、高卒ルーキーの2試合連続猛打賞も立浪さん以来2人目とのことである。

プロ入り後の清宮のここまでの道のりは、決して平たんではなかった。
いや、平たんどころか、谷また谷という感じだった。
キャンプは怪我で出遅れ、
オープン戦ではヒットどころかなかなかバットに当たらず、
春先1軍で少し打ち出したかと思ったら、
再び連続ノーヒット。
2軍降格後、また故障。
そういう状況からの上昇だからこそ価値がある。
怖いもの知らずでたまたま打っているという状況ではない。

今シーズンどこまで数字を伸ばすかも注目だが、早くも楽しみなのは来シーズン。
おそらく開幕からスタメンに名を連ね、ホームランを積み重ねていくだろう。
もちろん、すぐにホームラン王争いは難しいとしても、松井秀喜さんの2年目のホームラン数である20本にどれだけ迫れるかが注目である。

ダルビッシュ、大谷と、次から次にスーパースターが現れる日本ハム。
どうやら清宮がこの系譜を継ぎそうである。

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