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映画評 「えいがのおそ松さん」 [映画評]

一時、大きなブームになった「おそ松さん」。
その頃から比べると人気は落ち着いたように思うが、今でも熱心なファンがおられるだろう。
この映画も、基本的にはファン向けのもの。
私のような門外漢は、そもそも対象外なのだろう

映画を観た人の感想がネットに上げられている。
厳しい意見もあるが、概ね好評のようだ。
すでに複数回観たという方もおられる。
私もそれなりに期待して劇場に足を運んだのだが、正直なところ残念な出来栄えだった。
同じようなボケを延々と見せられている感じで、2時間はあまりにも長い。

映画の内容は、「なんでそうなっちゃうの?」と嘆きたくなるような、困った映画化の典型例。
仕掛けだけが妙に大掛かりになるものの、
中身は薄くなってしまうというパターン。
クレヨンしんちゃんによくあるあれ。
にしても、タイムスリップって、一体日本のアニメはどんだけ時をかければ気が済むのだろう。

ファンの方は、
6つ子それぞれに見せ場があった、とか、
声優さんが上手かった、とか、
そういったところで満足されているようだ。
それならそれでいいと言えなくもない。
一見さんの出る幕ではない。
ただ、純粋に映画として見た場合、さすがにしんどかった。

この映画を観ても、ファンはファンのままだろうが、
この映画を観て、おそ松さんに入る人はほぼ皆無だろう。
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