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菅内閣を支持はしなかったが、やったことは評価するということかしら [ヨモヤ]

日本経済新聞社に、菅義偉首相が自民党総裁選に出馬せず退陣することへの世論調査結果が掲載されていた。
それによると、
自民党総裁選に出馬しないで退陣することについては、
「妥当だと思う」と答えた人が72%と多数を占めたという。
一方、
菅内閣の1年間の実績については、
「評価する」(13%)と「どちらかといえば評価する」(44%)の合計が57%だったそうだ。

8月下旬、菅内閣の支持率は多くの調査で20%台にまで落ち込んだ。
1年間の実績を「評価する」という人の割合が6割弱なのがいいのか悪いのか微妙だが、
直近の内閣支持率と比較するとかなり高い。

8月下旬の段階では、
コロナの感染は全然収まらないし、
菅総理の伝え方も今一つだし、
支持する気にはなれなかったが、
退陣するとなって実績を振り返ると、
携帯料金は安くなったし、
途中からワクチンもそれなりに進んだし、
オリンピック・パラリンピックもなんとかやりきったし、
落ち着いて考えてみたら、まあまあだったんじゃないかと思い直した、
みたいな感じであろうか。

もちろん一番いいのは、
在任中の支持が高く、やったことの評価も高い、
というパターンだろうが、
在任中の支持は高かったが、やったことの評価は低かった、
というのは残念である。
在任中の支持は低かったが、やったことの評価も低かった、
というのが最悪だが、
在任中の支持は低かったが、やったことの評価は高かった、
となるなら、まあ悪くない。

とはいえ、
政権を一年しか続けられなかったことのキズは消えない。
それでも、少なくとも何もできなかった、やらなかった一年ではなかったとは言えると思う。
やったことへの評価は分かれるにしても、
やったことがあることは誰もが認めるだろう。
それが実績への評価に結び付いたのかもしれない。

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