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ノーヒットピッチングで替える監督 それに納得するピッチャー [ヨモヤ]

プロ野球の魅力ってなんだろう。
常人とは違うとんでもないプレーを見ること。
思い入れのある選手の活躍を見ること。
贔屓のチームの奮闘を見守ること。
人それぞれの楽しみ方があると思う。
しかし少なくとも、勝ち負けだけではないはずだ。
勝ち負けだけだったら、わざわざ野球をする必要もない。

4月12日、阪神の村上投手は、
対巨人戦で、7回まで一人の走者も許さない投球を披露した。
にもかかわらず、代打を送られ降板となった。

4月16日、西武のエンス投手は、
対日本ハム戦で、6回まで無安打無失点を継続した。
にもかかわらず、その回で降板となった。

プロ野球の監督は、勝つために全力を尽くす。
それはわかるが、
勝ち負けだけを見せるのがプロ野球ではないはず。
完全試合、
ノーヒットノーラン、
といった滅多にない勲章を手に入れようとしている投手を下ろしてまで、
目先の一勝にこだわる姿がファンを喜ばせるだろうか。
WBCで村上にこだわり続けた栗山采配と比べると大きな違いを感じる。

完璧な投球をしながら降板させられた投手が、
交代に納得しているというのもしっくりこない。
なんだそれ、
と思う。
悔しくて当たり前、
頭にきて当たり前であろう。
プロ野球選手が、飼いならされた雇われ人になってしまってはつまらない。

勝ったからいいじゃないか。
ピッチャーが納得してるんだからいいじゃないか。
そうかしら。

勝てばいいのかしら。
プロ野球って、そんなものかしら。

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