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日本株急落も経済のムードはそんなに悪くない [資産運用]

10月4日は語呂合わせから「投資の日」。
そんな日の日経平均株価は大幅下落。
前日より711円安い3万526円で取引を終えた。
とんだ投資の日になってしまい、
この株価水準は今年5月以来の安値。

下落の原因はアメリカ長期金利の上昇とされている。
景気の過熱が収まらず、
そのためアメリカでの金融引き締めが長期化するとの見方が強まり、
債券市場で長期金利が一時4.81%まで上昇。
これが嫌気された。

しかし、経済そのもののムードは悪くないと思う。
日銀が発表した9月の全国企業短期経済観測調査で、
大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)は、
前回の6月調査から4ポイント改善してプラス9となり、2期連続で改善した。
非製造業は一層の改善が続く。
大企業非製造業の業況判断DIは4ポイント改善しプラス27。
改善は6期連続で、
この水準は1991年11月調査以来という。
30年ぶりの景況感というわけである。

景況感がよくても、需給が悪ければ株は下がる。
しかし、景況感がいいのに株がいつまでも下がり続けることはないはずだ。

アメリカの株安も、
景気が良すぎるので金融引き締めが予想され、
そのために下げているというもので、
経済の悪さが嫌気されているものではない。

ここでの下げはかなり厳しいが、
お先真っ暗という感じではないと思う。
買い場と見えなくもないが、果たしてどうか。

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