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止まらない株高にはGDPのマイナスもお構いなし [資産運用]

日本の2023年の名目GDPがドイツに抜かれ、
世界3位になったということが大きく報道された。
しかし、このことは随分以前から予想されていたことで、驚きはまったくない。

一方、10~12月の国内総生産がマイナス成長となったのは驚き。
エコノミストの予想は概ねプラスであり、
マイナスになるかどうかより、
プラス幅の方に注目が集まっていたからである。

GDPの名目値による世界での位置付けが下がり、
直近期はマイナス成長。
そうなったら株価はどうなるか。

普通は下がるだろうが、
実際は下がるどころか急上昇。
日経平均は、一気に史上最高値をうかがうところまで駆け上がった。

今の日経平均の水準が高過ぎるのかどうか、
バブルと言えるような状況なのかどうか、
それにはいろいろな見方があるだろう。
ただし、上げ方が急過ぎることは確かだと思う。
上げてもいいとして、あまりにもピッチが速過ぎる。

今のような状況では、
悪材料さえ好材料のようにして取り込んでいく。
そうなると、少し危うさも感じられる。

なんにせよ、
一時ははるか彼方に霞んでしまった日経平均の最高値が目前に見えてきたことは悪いことではない。
超えたら新しい景色が広がるのだろうか。

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