SSブログ

内診断士 [診断士って]

「中小企業診断士」という資格を知っている人はどのくらいの割合でいるのだろう。
私は、嬉しそうに名刺に中小企業診断士であることを刷り込んでいるのだが、受け取った側の反応はそれぞれだ。

まず、金融機関の人は、ほぼ100%ご存知のようだ。診断士の資格を取ることが行内で奨励されているところも多いと聞く。
それ以外の業種の方の反応は、人によりけりだが、おおむねイマイチというところだろうか。
名刺を渡すというのは、初対面であることが多く、互いに打ち解けて話し合うことは難しい。そのため、「これって、どんな資格なんですか?」と聞いてくる人はあまりいない。
そもそも、人の名刺をちゃんと見ない人も多い。

しかし、これが弁護士や公認会計士だったらどうだろう。ちゃんと見ない人でも、さすがに気づくのではないだろうか。
大体、中小企業診断士という資格を持った人間が、普段どんな活動をしているのか、知らない人間の方が圧倒的に多いだろう。
しかも、独立していなかったり、専門のコンサル会社などの所属していない人間が多いのも診断士の特徴で、それがさらに姿を見えにくくしている。

企業内診断士、という言葉がある。
診断士の資格を持っているが、それを直接使うことなく、企業に勤めている人間のことだ。
もちろん、業務に役立つことは、山ほどあるだろうから、資格を持っていること自体に意義はある。
しかし、診断士として働いているわけではない。

同じく、国や県や市といった役所内にも、少数ではあるが診断士がいる。かく言う私もその一人である。
役所内診断士とはあまり言われない。

マイナーな資格であるとは言え、取得するまでの苦労はそこそこある。
苦労に見合っただけの評価は欲しいなあ、と思うのは、いやらしいかも知れないが、自然な人情でもあろう。

このブログでは、役所内診断士として粛々と日々を過ごしている人間の四方山話を聞いていただければと考えている。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1