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民主党らしい政権の誕生に期待も代表選挙の内容はちょっと・・・ [ヨモヤ]

民主党の代表選挙で菅氏が選ばれ、総理大臣となった。
官房長官に仙谷氏、党幹事長には枝野氏を起用するということだから、民主党らしい政権が誕生するといえる。
鳩山首相、小沢幹事長では、良し悪しや好き嫌いは抜きにして、それまでの自民党政治との違いがわかりにくい面があった。

ただ、選挙の直前に首相の首をすげかえるというのは、今回限りにしていただきたいものである。
菅首相の誕生で、民主党の支持率も急回復しているようだが、選挙に勝たんがために国のトップを替えてしまうというのでは、それまでの政策は一体なんだったのだということになる。
国際的な信用も得られないだろう。そんなことを構っていられないということかも知れないが。

また、代表選挙において、ちゃんとした政策論争が行われなかったのも気になる。
政治空白を作りたくない、ということで、急いで選挙を行ったという事情もわからなくはないが、一国の総理大臣を決めようという場を、一日や二日でやってしまうというのは、いくらなんでもどうなのだろう。
丸々二年をかけて行うアメリカの大統領選挙と比べてしまうと、脱力感さえ覚える。

時間が短くても、政策論争があったのならともかく、菅氏と樽床氏が主張を闘わせ、それによって投票が決まったという風情さえないのは、寂しい光景である。
特にチャレンジャーであった樽床氏からは、もっと具体的な政策を聞きたかった。
世代交代や「民主党員一丸となって」というのでは、何をされようとしているのかわからない。

菅総理の手腕を見るうえで、郵政改革法案をどうされるつもりなのかが注目である。
真の民意を大切にされる政権になることを切に願う。

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