ソフトボールの快挙に拍手

まあ、私自身も含め、人というのは現金なものである。
話題性のあるものや人気のあるものに、ガーッと食いつき、注目度が下がると急に知らん顔になる。

北京オリンピックの時にはあれほど大騒ぎだった女子ソフトボールだが、オリンピックの種目から外された途端、急に注目度が下がった。
プレーしている選手たちは変わらないのに。

そんなある種の逆境のなか、カナダで開かれたソフトボール女子の世界選手権で、日本は最大のライバルアメリカを破って優勝した。
日本の優勝は、実に４２年ぶりであるとのこと。
まさに、歴史的快挙である。
７連覇中だったアメリカを止めたということにも、大きな意味がある。

私はオリンピックが大好きだが、オリンピックがすべてではない。
ソフトボールをはじめとして、オリンピック種目にはなっていなくても、世界レベルで戦っている人たちには、正当な評価をしていきたい。
また、オリンピックで勝つことだけが強さではないことも知っておきたい。
一発勝負で勝つ意味もあるが、それぞれの種目の世界選手権などで、続けて好成績を残すことの方が、本当は難しいだろう。
このあたりも、正当に評価したいものである。

ロンドンの裏的な扱いで、ひっそり終了した女子ソフトボールの世界選手権。
せめて、帰国時は最大限の歓迎で迎えたい。
オリンピックだけが世界最高峰の戦いではないのだ。

コメント 1

何故か高崎辺りが強い土地柄ですよね。日立⇒ルネサスとかのチームがあったからでしょうか。
by 葦立　茂蔵 (2012-07-29 11:41)