SSブログ

イチローに「その時」が近づいているのか ~このままでは出番急減の心配~ [ヨモヤ]

5年ほど前なら、イチローが「50歳まで、バリバリやっていく」と言ったら、多くの人がそれを信じたと思う。
チームがどんな状況でもしっかりと成績を残し、いつも高いレベルでコンディションを保っている姿は、完成されたアスリートのそれだった。

しかし、おととしくらいから、衰えは急にやってきた。
打率は、.270くらいの水準になり、かつては珍しかった無安打の日が増えた。
それでも、マリナーズにいれば王様だったが、今はヤンキース。
今の成績では、試合に出続けることは難しいだろう。

イチローの魅力は、打つだけではなく、守り、走り、投げるところにある。
そちらの水準は、相変わらず高いままに見える。
日々の厳しい鍛錬がうかがえる。
それでも、長打が少ないイチローが、打率.260以下ということになると、首脳陣も使いにくいだろう。
今、20打席ノーヒットという深みに落ち込んでいるが、ここから多少持ち直したとしても、故障者が次々復帰してくるヤンキースで、レギュラーの位置を守ることは難しい。

考えたくないが、イチローにとっての「その時」が近づいているのだろうか。
選手の長寿命化が進んでいるなか、39歳という年齢は、決して老け込む歳ではないが、現在の成績では今後のことを考えざるを得ない。
まして、イチローは、球史に残る活躍をしてきた不世出のスーパースターである。
.250以下の打率でベンチを温めている姿を見るのはつらい。

これから夏になり、イチローのバットに快音が戻ることを信じている。
幸い、イチローの不振にも関わらずチームは好調である。
優勝争いを続けていけそうだ。
秋、ペナントレースが佳境になったとき、イチローのバットがチームを救うようなシーンがあることを願いたい。

がんばれ、イチロー。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0