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ASEANの国々ともっとつながりたい ~信頼されていることをありがたく思って~ [ヨモヤ]

アジアというと、どうしても、中国・韓国に目が行きがちである。
近いし、経済規模も大きいから仕方がないのだが、本当のアジアはもっと広い。
そして、日本に対する印象も、中韓両国とは全く違っている。

外務省が東南アジア諸国連合(ASEAN)の7か国で行った世論調査によると、「最も信頼できる国」に日本を挙げた人は33%で、トップだった。
米国は16%で2位、以下、イギリス、オーストラリアと続く。
ちなみに、このASEAN7か国は、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム、ミャンマーである。
伸び盛りのこうした国々に信頼されているということは、嬉しく、ありがたい。

「ASEAN諸国にとって現在重要なパートナーはどの国か」との質問でも、1位が日本(65%)で、以下、中国(48%)、米国(47%)が続いたとのことである。
2008年の前回調査では1位が中国だったということだから、このところの中国の強権的な政策が印象を悪くしているのかも知れない。
ただ、「信頼できる国」で5%しか選ばれていない中国がパートナーとしては2位、同じく2%しか選ばれていない韓国が4位というあたりに、ASEAN各国の微妙の立ち位置が示されている感もある。

さらに、日本との関係については、9割以上が「友好関係にある」又は「どちらかというと友好関係にある」と回答してくださっており、同じく9割以上が日本を友邦として「信頼できる」又は「どちらかというと信頼できる」と回答してくれている。
これは、本当にありがたいことである。
中韓との関係がぎくしゃくしているなか、ASEAN諸国との友好関係が保たれているということは、大きな光明である。

こうした国々は、マーケットとしても有望であるが、下心満載で接したくはない。
これからも貢献できるところはして、友好関係を向上させていくなかで、ビジネスもついてくるという間柄でありたい。
中韓とも仲良くやっていければそれに越したことはないが、一方的に譲り続ける必要はない。
互いに必要とし合っている地域と、健全な関係を築いてきたいものである。
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