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ソニー復活はいつかあるのか? [経済を眺める楽しみ]

ソニーの社長が、ハワード・ストリンガーさんから平井一夫さんに代わったとき、ここからソニーの反撃が始まるのかと思った。
市場も期待したし、社員の方々も期待されたと思う。
しかし、就任から2年経ち、まだ光は差して来ない。

ソニーは、先日も2014年3月期の連結業績見通しを下方修正した。
最終損益が1300億円の赤字になり、2月時点の予想より200億円拡大するというのである。
見通しだから、多少外れるのは仕方がないにしても、14年3月期の業績予想を下方修正するのはこれで3度目。
これでは、市場からあいそを尽かされる。

平井社長は、エレクトロニクス事業の黒字化を公約としてきたが、これも難しいようだ。
テレビも赤字のままらしい。

日本人にとって、ソニーは特別な会社である。
もちろん、どの会社にも頑張ってほしいが、なかでもソニーには特別な思い入れがあるという人は少なくないだろう。
今のもがいている姿は、そのまま日本の低迷を映しているようで、見ていて苦しい。

企業全体が沈んでいるわけではない。
14年3月期は、過去最高益を叩き出す企業もいくつもある。
そんななかでの下方修正の連発であるから、おいていかれている感が募る。

いろいろと手は打たれているのだろうと思う。
しかし、それが消費者にはまったく伝わっていない。
このままでは、ズルズルといってしまいかねない。

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