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ある意味安定感のある大関陣の成績 ~陥落制度を採用するか人数を限定するかしないと大関の威厳が毎場所失われる~ [ヨモヤ]

今の大相撲で、大関が負けて驚く人はいない。
逆に、4人が全勝の日など、一体何の風の吹き回しかという気になる。
ちなみに九州場所で4人が全勝だったのは、4日目の一日だけである。
希少価値あり。

結局、大関4人の成績は、
稀勢の里10勝5敗
照ノ富士9勝6敗
豪栄道8勝7敗
琴奨菊8勝6敗1休
であった。
豪栄道は千秋楽にようやく勝ち越し、琴奨菊は13日目に勝ち越して残りの2日間は休場という有様なのだが、見慣れた光景と言えば言える。

おそらく、そのうちに照ノ富士は卒業していくのだろうが、そうなるとモンゴル出身の横綱が4人並ぶということになりかねない。
いくらなんでも4人横綱では横綱の威厳も縮小コピーの様相だが、大いにありそうな話ではある。
残された日本人大関が、延々と8勝、9勝を繰り返す光景もありそうだし。

こんな具合に、「だらしない」と言われてしまう力士が大関に停滞してしまうのは、降格と復帰の仕組みが甘々だからである。
つまり、
「大関は2場所連続で負け越した場合、関脇へ降格する。ただし、降格直後の場所で、10勝以上の勝ち星を挙げれば大関に復帰できる」
という制度の弊害がもろに出ている。
関脇以下の力士は負け越せば必然的に番付が下がるのに、より強いはずの大関が負け越しても地位が下がらないのはどうしたことなのだろう。

大関を名乗る以上、
「2場所連続で2ケタ勝てなかったら降格、翌場所で12勝を上げれば復帰できる」
くらいの制約があってもいいのではないだろうか。
12勝というと高いハードルのようだが、横綱に全部負けても達成できる数字である。

これから先、日本人大関がどうこうなることを期待してはいけないことはとうにわかっている。
負けても負けても、心は空にしている。
しかしせめて、きちんと実力に見合って番付を下げていくことはしてもらいたい。
別に伝統を壊すことになるとも思えないし。
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