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通訳案内士口述試験まであと2週間 この時期にやるべきこと その1 [お役所内案内士]

平成28年度通訳案内士試験の筆記試験の合格者が発表された。

合格された皆さん、本当におめでとうございます。
口述試験、頑張ってください。

通訳案内士の試験は、「運」の要素は非常に強いものと感じています。
残念ながら不合格となったみなさんは、今年は運が向いていなかったのだと思います。
捲土重来を期待しています。

さて、合格された方は、12月4日(日)に行われる口述試験への準備を進められていることと思う。
口述試験の合格率は、例年70%前後。
一次試験より受かりやすいのは確かだが、確実に受かると言えるような合格率でもない。
ここまで来て落ちたら悔しいので、しっかり準備したいところである。
一次試験で落ちたと思っていたので、何もやっていなかったという方もおられるだろう。
心配ご無用、そういう方はいくらでもおられる。
まだ十分に間に合う。

「通訳案内士試験ガイドライン」によれば、口述試験は、

「総合的な外国語の能力並びに日本地理、日本歴史及び一般常識に係る正確な知識を活用して行われる、通訳案内の現場で必要とされるコミュニケーションを図るための実践的な能力について判定するものとする」
とされている。
『実践的な能力』という部分がポイントであろう。
外国語が話せるのはもちろん必須だが、それがガイドとして実践的なものになっていなければならないということである。
そして

「試験は、日本の観光地等に関連する地理、歴史並びに産業、経済、政治及び文化についての主要な事柄のうち、外国人観光旅客の関心の強いものを題材として、受験者に通訳案内の業務を擬似的に行わせることにより実施するものとする。
試験時間は、10 分程度とする。」

とされている。 『外国人観光旅客の関心の強いものを題材』となっているので、そこに絞って準備をする必要がある。
ただし、これだけでは幅が広過ぎるから、すべてをカバーすることはできない。
すべては無理と理解したうえで、できる範囲の準備を行うべきである。

さて、これからの2週間で何をすればいいか。
実際のところ、2週間くらいでは英語力は大して向上しない。
もちろん、二次は口述だから話す練習をするのは必須だが、これから試験までの間に、英語力を高めようとしてもあまり意味はない。
それよりも、どんなシチュエーションでどんな質問が想定されて、どう返せば喜ばれるかと考えるべきだろう。

試験の進め方については、経験者の話を聞いたり読んだりするのが一番である。
これについては、CEL英語ソリューションズさんが、「2次試験レポート」をHPにアップされている。
これは実に助かるサイトであり、ぜひお読みになることをお勧めしたい。
http://www.cel-eigo.com/exam/guide_interview/index.html

また、PEP English School が「二次口述面接の再現動画」をYouTubeに公開されている。
不思議な雰囲気のある動画だが、雰囲気を知るには役に立つ。
https://www.youtube.com/watch?v=QallL6hpZp0

そのほかにも、いくつかのサイトで案内士の口述試験が再現されている。
勝手がわからず、面食らってあわあわしている間に終わってしまってはもったいない。
まずは、どんな試験内容なのか、しっかりおさらいし、頭の中で予行演習をしておこう。
それが準備の第一歩である。
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