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120キロプロジェクトを始めます [120キロプロジェクト]

野球のピッチャーは、速い球を投げればいいというものではない。
コントロールがよくなければどれだけ球が速くても意味がないし、
変化球も必要である。
打者との駆け引きやスタミナも求められる。
そもそも、速いだけで棒球ではかえって打ちやすい。
しかし、素人にとっては、球が速いかどうかが重要な関心事である。

芸能界にあってピカイチの野球センスを持つことで知られるKAT-TUNの亀梨和也くんが、日テレ系「Going! Sports&News」の中で、「豪速球プロジェクト」なるものに挑戦していた。
これは、様々なトレーニングを経て、亀梨くんが140キロの速球を投げることに挑むというものである。
しかし、なかなか球速が上がらず、このままではらちが明かないため、今年1月の放送で120キロに達しなかったら強制終了との課題を与えられ、残念ながらクリアできなかった。
最速は115キロだった。
亀梨くんくらい若くて運動神経がよくて野球経験もある人が、プロに指導を受けても、120キロは出せなかった。

女性でも、神スイングでブレイクした稲村亜美さんが110キロを目指されている。
全12球団での始球式を行うことを課しつつ、球速も伸ばしていこうというものだが、ここまでの最速は103キロである。
稲村さんは中学校まで野球に打ち込まれたというし、身長も173㎝と堂々たるものである。
それでも110キロは遠い。

やはり、野球部で毎日練習するのならともかく、成人した人間が、専門的なトレーニングもしないままで球速を上げていくというのは、相当難しいことなのだろう。
元気はつらつの亀梨くんや稲村さんの姿を見て、しみじみそう感じる。
それを分かっていて、120キロに挑戦しようと思う。
50歳を越えた腰痛持ちの私が120キロに挑戦しようというのは、おそらく無謀であろう。
なにしろ、高校まで野球をやっていたとはいっても、それからもう何十年ものブランクがある。
草野球チームに入っているわけでもない。
腰が痛いから走り込みもできないし、投げ込みもできない。

しかし、別に長いイニングを投げることを求められているわけではない。
コーナーをつく必要もないし、変化球もいらない。
ただ、1球だけ速い球を投げればいいのである。
それなら、なんとかなるのではないか。

車で行ける場所に、「狭山スポーツセンター」というところがあり、スピードガンが設置してある。
ここで測ってみることにする。
何年も投げていないから、いきなり120キロは無理であるし、急に全力で投げたら確実に体を壊す。
計画では、
4月:80キロ
5月:90キロ
6月:95キロ
と徐々に伸ばしていく予定である。
95キロまでは問題ないだろうが、初めから無理をしないというのが大切だと思う。
無理をすると、てきめんに体を痛め、早々のリタイアとなる。

その後、
7月:100キロ
8月:105キロ
とギアをさらに上げていきたい。
105キロをある程度余裕で投げられるようになれば、120キロも見えてくるのではないか。

寒くなったら挑戦は難しいから、
10月:120キロ
というのが最終目標である。
体がもてば、の話であるであるが。

この週末に、決戦の舞台である狭山スポーツセンターに行ってきた。
慎重に投げて、とりあえず79キロ。
初めはこれくらいでいい。
H29.4.22.jpg

個人的な、勝手な挑戦であるが、速い球を投げる方法について、なんらかの普遍性もあるかもしれないと思いつつ、折々ブログに書いていく予定である。
断念となった場合も、その旨、ちゃんと記したい。
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