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パ・リーグはちぎれちぎれのひどいペナント・レース [ヨモヤ]

オールスターも終わり、学校も夏休みに突入。
本来なら、ここからが本格的にナイターを楽しむシーズンである。
しかし、パ・リーグのペナント・レースは、興ざめと言われても仕方がない展開となっている。
競っている順位がほとんどなく、ちぎれちぎれの展開になっているからである。

パのファンにとって、本当にありがたいのは、前評判を覆す楽天のがんばり。
この時期に、貯金を30近く抱え、ソフトバンクを抑えて首位に立っていると予想した人はいるだろうか。
打線はしっかりしているし、
則本、岸、松井という切り札を有する投手陣もなかなか。
まだしばらくは頑張りそうだ。

2位のソフトバンクは、相変わらずの底力。
一人や二人がけがをしても、あっという間に誰かが埋めてしまう。
上に1チームいるが、上々の戦いぶりと言っていいだろう。

3位の西武は、8つの貯金を持っている。
まずまずの戦いであるが、ソフトバンクまでは実に10ゲームもある。
これを追いかけられるとは思いにくい。

さて、普通なら、優勝は無理でもAクラス争いが盛り上がるはず。
それがなければ、クライマックス・シリーズをやる意味がない。
しかし、今年のパは、4位以下もバラバラの展開になっている。

4位のオリックスは、借金7つ。
3位の西武まで、7.5ゲームもある。
交流戦の序盤に見せ場があったが、その後は再びいつもの姿。
吉田が帰ってきて、打線はかなり強力だが、どうにも勝負弱い。
戦力的には上位陣にも脅威だと思うが、負け癖のようなものを感じる。

5位は、去年の日本一の日本ハム。
オリックスまで、なんと8ゲーム差もあるというぼろ負けである。
確かに大谷のケガは痛いが、それにしても負け過ぎである。
今年の戦いぶりには、大いに失望したと言わざるを得ない。

ぼろ負けしている日本ハムより、さらに3.5ゲーム下にいるのがロッテ。
セ・リーグでは、2度の10連敗以上を喫してヤクルトがあがいているが、実はロッテの勝率はヤクルトよりもまだ下である。
借金30で、チーム打率、防御率ともリーグ最下位。
ひどい負けっぷりである。

もちろん、どこのチームも全力で戦っているとわかっている。
それでも、この展開は、ファンにとってはあんまりだ。
特に、日本ハムやロッテのファンは、何を楽しみに応援すればいいのだろう。
熱心なファンは一試合一試合声を枯らして応援されているが、心の奥に寂しさがあるのは否めない
西武も、オリックスも、上も下もすっかり空いてしまっていて、試合の重みを感じながら見ることができない。
いい試合、盛り上がるペナントを見せるのがプロとして最低限の仕事であると思うが、本当にひどい展開である。

交流戦や日本シリーズを見れば、パの方がレベルの高い試合を見せていることはわかる。
しかし、今年のようなペナント・レースにされてしまっては、ファンはつまらない。
負けているチームのフロント、選手は、強く責任を感じてほしい。
しょうがない、で絶対に済まさないでほしい。

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