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速い球を投げるための理論は大体頭に入った [120キロプロジェクト]

今年の4月から、個人的に勝手に取り組んでいる120キロプロジェクト。
50過ぎの腰痛持ちである私が、120キロのスピードボールを投げることを目指している。
野球経験はあるものの、ちゃんとした投球練習など何十年もしていなかったから、
4月:80キロ、5月:90キロ、6月:95キロ、
といった具合に徐々に伸ばしていき、
最終的に10月に120キロに到達することを目指している。
4月、5月は順調だったが、6月に案の定腰痛を発症し、一頓挫あった。
しかし、それほどのものではなく、プロジェクトは継続中である。

球速アップを目指すと言っても、
部活でもないから投げ込みはできないし
腰痛のため走り込みもできない。
腰に注意しながらの上半身の筋力アップと合わせ、フォームの改善で球速を上げたいと考えている。

考えてみれば、子供のころ、フォームについてアドバイスを受けた経験はほとんどない。
上から投げろ、肘を前に出せ、手首を使え、
程度のことは言われたが、技術的な指導はほとんどなかった。
強いチームではちゃんと指導されていただろうが、そうでないところは、どこも似たり寄ったりだったのではないだろうか。
とにかく走れ、
とにかく投げ込め、
だった。
それはそれで一理あるのだろうが、この120キロプロジェクトを始めて、あの頃にも、もっと合理的な練習があったはずだと後悔している。
この頃の高校野球では、プロに注目されていないレベルのピッチャーでも、平気で140キロ近くのボールを投げるが、それはきっとトレーニング法とともに、科学的な投球フォームの改善にも取り組んでいるからだろう。

竹内久外志さんの「150キロのボールを投げる!」
という本を読んだ。
150km.jpg
私の場合、150キロではなく120キロを目指しているのだが、話は大きい方が盛り上がる。

竹内さんは一般にはあまり知られていないが、長く高校生の育成に携わられてきた方で、投手の指導には定評がある方のようだ。
この本では、投球フォームやトレーニング法を解説し、球速を上げていくことを目指している。
トレーニング法の解説はかなり詳細なものであり、指導者がお読みになるといいかもしれない。
ハード過ぎて、私にはとても無理だが。

さて、120キロプロジェクト開始後、この本を入れて9冊ほどのピッチング技術向上に関する本を読んだ。
肘を上げる、壁を作るといった馴染みの理論のほか、
体の回転をいかに投げるところまでつなげていくかがカギ、
左腕(右投手の場合)の重要性、
内股に力を入れろ、
腕は体の近くを通せ、
など、若いころはあまり意識していなかったことも強調されていた。
一方、人によって異なる主張をされている部分があることもわかった。

もちろん、理解したからできるというものではない。
そんなことができるのなら、みんな150キロ投げている。
しかし、知らないで闇雲に投げるのとはわけが違う。
プロジェクトの目途としている10月まであと3か月。
頭に入れた理論を、少しずつ体に染み込ませていこう。

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